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日本 2−1 アイスランド
アルガルベカップ/GL(2)
(18/03/02:ベーラ・ヴィスタ(ポルトガル))
フジ
日本スタメン
______岩渕__菅澤______
横山______________増矢
______隅田__猶本______
宇津木___高木__熊谷____清水
________池田________
※交代は後ほど
強風と、前半の半ばから終わりまでは強雨も伴う天候で、
その部分の難しさもあったかなとは思うけど、
自分たちで、積み上げてきた「なでしこらしさ」で、
試合を難しくしてしまってる部分もあるな、という印象でした。
アイスランドの基本フォーメーションは3−4−1−2。
帰陣を早くしてやや深めの位置から中盤フラットの3−5−2状態で
守備をしていた。
それほど連動性のある守備ではなかったものの、
(狙ってのボール奪取が出来ていたとは言い難い)
日本の最後尾は組み立てづらそうにはしていたと思う。
時計が進み、交代が数多く行われたことで
次第にボールが中央を通せるようになっていったけど、
この辺、CBから要求するのでもいいしDHが気を利かせるのでもいいから、
自分たちで解決して欲しかったな。
前半の半ば過ぎから前半終了までの時間帯では、
相手WBのウラで相手CBの外側に構造上出来てしまうスペースを、
菅澤が流れるなどして上手く使えてたと思う。
後方から流れたFWへ長いボール、
あるいは相手WBの前にポジショニングした清水を経由しての
外→ハーフスペース→外というボール展開。
もっと徹底して、これを続ければラクにゴール前まで迫れたのにな、と感じた。
後半は、中央の密集を細かなパスワークで突破していく「なでしこらしさ」に囚われて、
特にやり方を変えたわけではない(変わらずにサイド奥が有効な)相手に対して
構えたところに突っ込んでいく「愚」を繰り返していた。
実力差があったのでそれでもそれなりに好機は作れていたし、
被カウンターの場面も少なかったけど、
W杯で上位を伺う相手にも同じようにやれるかと言うと…。
高木が、狙うべきところをきちんと理解していて非常に良かった。
もっと周りにボールを寄越すよう、自分の左斜め前に入ってくるよう、
要求して良かったと思う。
猶本は、縦に付けられる能力は長所だと思うんだけど、
そこへのこだわりが強過ぎるように感じた。
彼女のポジションは、パスひとつで攻撃の仕方を伝えるポジションだと思う。
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