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松本 1−1 讃岐
J2/第8節
(18/04/08:アルウィン)
DAZN



松本スタメン

________高崎________
__セルジーニョ___前田直____
石原_パウリーニョ_前田____岩上
____浦田__橋内__飯田____
________守田________



讃岐スタメン

________原_________
重松_____佐々木匠_____森川
______岡村__永田______
アレックス_麻田__パク____荒堀
________清水________




早々の先制後も主導権を握り続けた松本だったが、
決定力の低さと讃岐GK清水のビッグセーブにより2点目は遠く、
讃岐が終盤に仕掛けたパワープレイの前に同点を許して
90分をドローで終えることとなった。
また、試合を通じて首を傾げてしまう笛が多かった。
(讃岐側は不満を露わにしていた)
(自分は讃岐に肩入れしてるけど、松本に肩入れしてる人も不満が残ったと思う)



松本。
WBとシャドーが絡んでのサイドを起点とした攻撃が機能。
広げた中央へ3人目の動き、
空いたバイタルからのミドル、
ファーへのクロスに逆サイドのWBが飛び込む等の
バリエーションを見せて讃岐ゴールへ迫る。
讃岐がたまらずファウルで止めれば岩上の高精度FKがあり、
押し込んでのネガトラでパスミスを誘っての二次攻撃も。
この多彩さで1得点は寂しい結果と言える。
反町監督も「2点目が取れなかったことがすべて」とコメントせざるを得ないだろう。
しかし、2点目を取れなかったこと以外は良かったとも言えるので、
続けていくことだと思う。
この試合では浦田が素晴らしかった。
左サイドの攻撃に対し讃岐がどうにかして人数を合わせて来たところで前線へ進出、
数的優位を作って崩しに大きく貢献していた。
3バックの一角がこういうことを出来ると、攻撃の厚みが違うよね。
他の試合を観てないので情報だけなのだけど、終盤に失点癖があるようで。
70分くらいまではロングボール攻勢に対してもさほど危なげなく守れているのに、
心理的な何かがあるんですかね…。



讃岐。
3点は止めてみせた清水の大活躍が大きいのは確かだけど、
相手のWB起点の攻撃に対する人数の揃え方や
(SBが前に出てケア、空いた後方のスペースはDHがカバーすることで統一)
攻撃時の右肩上がりの3・5バック+変則3トップ(重松、原、森川)という対松本仕様の陣形と
割り切ってのロングボール攻勢、
そして終盤のパワープレイ。
(これまでサブにCBを置いてなかったけど今日はパワープレイのために中島を入れていた)
打てるだけの手を打って、必死に引き寄せた勝ち点1だったと思う。

開始早々にFK献上からの失点という展開や、
松本の圧力があるにせよ奪ってからの最初のパスの雑さなど、
まだまだ改善点がたくさんある中で、
どうにか勝ち点1を持ち帰れたのは大きなプラス。

永田が、ここ何試合かの中ではかなり動けていた。
もっとやれる選手だけど、コンディションが回復傾向ということなのかな。
喜ばしい。

今日は佐々木匠の良さを出せない試合展開だった。
そういう展開に持ち込むと決めていた中でも先発させていたのは、
キッカーとしての彼が必要だったからだと思うし、
ロングボール主体の試合の中でもっとこぼれ球を拾えるようになれば、
更に選手としての重要性が増からだとも思う。
やがて世界へと出るために、この部分も伸ばしていこう。




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