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【女子】日本 3−1 中国
アジアカップ(兼W杯アジア最終予選)/SF
(18/04/17:キング・アブドゥッラー2世(ヨルダン))
テレビ朝日
日本スタメン
________岩渕________
長谷川_____増矢______中島
_____宇津木__隅田______
有吉____三宅__熊谷____清水
________山下________
※交代は後ほど
前半は日本、後半は中国がペースを握った試合となった。
後半の入り方と交代で入った11番の使い方を見るに
中国は後半勝負の目論見だったようだが、
日本が前半のうちに先制出来ていたことと
流れとは無関係の「一発」により、
勝利を手繰り寄せた。
良い試合の入り方をして、その後も受け身になった中国を相手にペースを握った前半。
2列目の流動的なポジション取り、細かなパス、3人目の動きといった
なでしこらしい攻撃で先制点を奪い切れたのはとても良かった。
後半、ギアを上げてきた中国に対して、後ろがバタバタする時間が長かったのと、
横山の「一発」を除いて選手交代が機能したとは言い難い点は不満。
中国は、後半勝負だったにしても、前半がちょっと悪過ぎた。
その部分に助けられた面は大きいと思う。
背中を向けた岩渕を潰せない(潰せる距離に居ない)ところや
3人目の動きで抜け出した日本選手を追う選手の緩慢さといったところに、
覇気が感じられないと言うか、淡泊と言うか、そういった印象を抱いた。
正直、スタメンと予想フォーメーションを見て
「高倉監督は岩渕をエースに育てたいんだろうけど、1トップは…」と思ったのだけど、
前半の中国のデキを差し引いて考えても、
尽きぬスタミナと献身的な守備、要所での仕掛けは評価しないといけないし、
何より先制ゴールを叩き込んだのは素晴らしかった。
GLのオーストラリア戦に続いてのこの内容は、
エースの称号に近づいてると言わざるを得ない。
他に、良かったと感じたのは三宅と清水。
三宅はインターセプトへの意識の高さと可否の見極めの的確さ。
市瀬とのレギュラー争いがまだまだ続きそうな出来だった。
清水は守備の1対1の粘り強さとビルドアップ時の落ち着き。
彼女はもう右SBのレギュラーでいいでしょう。
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