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川崎 0−2 浦和
J1/第12節
(18/05/02:等々力)
DAZN
川崎スタメン
________小林________
阿部______中村______家長
______大島__ネット_____
車屋____谷口__奈良_エウシーニョ
________チョン_______
浦和スタメン
____ナバウト__興梠______
________柏木________
宇賀神___青木__長澤____橋岡
___槙野_マウリシオ__遠藤___
________西川________
人への意識を強めた守備の浦和とそれに手こずる川崎という構図の90分は、
川崎のエンジンがかかる前に効率良く2点をリードした浦和が
危なげなく試合をクローズ。
試合の内容以上に、鬼木監督の「脱・憲剛」の覚悟が印象的だった。
また、交代枠を使い切った直後に川崎のGKチョンが一発レッドで退場となり、
DF奈良がATを含むおよそ30分、GK安藤のユニフォームを纏いゴールマウスを守った。
川崎。
全体的に身体が重そうな印象だった。
長澤を大島の「番」として付けてくるなど、
人への意識が強かった浦和の守備は考慮すべきだが、
パスのテンポが一向に上がらなかったのは受け手の動きの少なさゆえ。
スローで単調で足元にばかり繋がるパスがさらわれて、
一発でウラを取られるという悪い循環で2点のビハインド。
更に中村憲剛をベンチに下げては、逆転どころか1点を返すイメージも描きづらい…。
鬼木監督の「脱・憲剛」の覚悟を感じていたら、ネットまで交代してしまったよ。
10人になってから多少動きにダイナミズムが出てきたのは10人あるある。
良かった点を見つけようとするならば、齋藤学の動きにキレを感じたことだろうか。
絶好調にはまだ遠いけど、怪我上がりの慎重さからは脱してきてると思う。
浦和。
後方で一旦5バックに構えることを基本としつつも、
5人全員が自分の前に縦に入ってくるボールに対しては前に出てチャレンジするという姿勢が
90分保たれていたのは良かったと思う。
引いて受けるナバウトとウラを狙ってDFラインを引っ張る興梠の役割分担もまずまずで、
遅攻以外は悪くなかったのでは。
大島を見張りながらポジトラで繋ぎの役目を果たしていた長澤と、
柏木アウトの岩波インで中盤に移ってからの遠藤の潰しには好印象。
どこまで人に強く行くかは相手次第だろうけど、
当面はこの5−4−1−2をブラッシュアップしていくことになるのかな。
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