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湘南 1−3 仙台
J1/第13節
(18/05/06:BMW)
DAZN



湘南スタメン

_______イ__ステバノヴィッチ
_____菊地____石川_____
杉岡______秋野______高山
____大野_A・バイア_山根___
________秋元________



仙台スタメン

______西村__石原______
_____中野____野津田____
関口______奥埜_____蜂須賀
_____椎橋_大岩_金______
________関_________



自分たちのデザイン通りに試合を支配した前半の仙台と
人と配置の変更で力強さを取り戻した後半の湘南。
両チームの色がクッキリと出た、面白い試合だった。



湘南。
中野と野津田によりアンカーの秋野が消されて攻撃が作れず、
仙台の組織的なサイドへの展開と石原のポストプレイの組み合わせの前に押し込まれ、
セカンドボールの回収もままならず。
0−1というシチュエーションでのPKストップという秋元のビッグプレイをもってしても
流れを変えられず、前半はやられっ放しになってしまう。
しかし、後半開始と同時の大野アウト・高橋インと3−4−2−1への変更により、
息を吹き返すことに成功。
2シャドーで奥埜を見張り、2DHでセカンドボール回収を担うことで
仙台の組み立てを阻害。
力強いボール奪取とその勢いを利した湘南らしい前進で次々と好機を作った。
特に途中投入の梅崎は多くのシュートシーンに絡んでみせた。

判定にアジャスト出来ずに2つのPKを献上したことや、
前半のうちにピッチ内で幾分かの修正が出来なかったこと、
最終的には負けてしまったことなどは問題として挙げられるけど、
後半の盛り返しを見たら、
多くの人がまたスタジアムに足を運んでくれるのでは、と思う。

あの力強さをいかに長い時間出し続けられるか、だよね。
それを模索しながら、頑張って欲しい。



仙台。
前半の試合展開は見事の一言。
きちんと整理された役割を、適切に配置された選手が表現。
唯一、中野のIH起用はどうかと思ったけど、無難にやれていたと思う。
(サイドの方が生きるとは思ってるけどね)
後半の湘南のギアチェンジに対して、
再度自分たちが攻勢に出られればもちろん最高ではあるけど、
あれは、スポーツにある「流れ」の中で抗い切れなかったものでしょう。
人と配置の変更でそれを掴んだ湘南を褒めるべきだし、
そんな湘南を相手に逆転を許さずに耐えてみせた仙台の各選手をもっと褒めるべきだと思う。
時間を見ながら守備的な選手交代を順次行っ歌渡邉監督の采配は、
それ自体は順当で良いものだと思うけど、
74分の富田投入までは、守り方を変える・湘南の良さを消すという対応は出来なくて、
選手個人の局面の頑張りのよる我慢だったからね。

得点力アップを求めて前線の組み合わせを模索している部分があると思うんだけど、
前半の出来が示したように、
目指す方向は間違ってないので、
続けて欲しいですね。




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