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長崎 3−0 名古屋
J1/第14節
(18/05/12:トランスコスモス)
DAZN
長崎スタメン
______中村__ファンマ____
________澤田________
翁長____黒木__中原____飯尾
____田上__高杉__徳永____
________徳重________
名古屋スタメン
________ジョー_______
_____榎本___シャビエル___
秋山_ワシントン__アーリア__青木
____櫛引__新井__宮原____
______ランゲラック______
名古屋の良さを消しながら自分たちの良さを出すことに成功した長崎が
会心の90分を過ごした。
名古屋は局面で個の能力を見せることはあったが、
自分たちの根幹の部分を機能させられず。
長崎。
最前線はハーフウェーライン前後、最後尾はミドルサード自陣側の底という
ハイライン&コンパクトネスで名古屋のボール回しを封じ、
奪ってはサイドからのコンビネーションと黒木・中原の配球で効果的な攻撃を披露。
飯尾と翁長は攻守に運動量を発揮し、澤田はサイドを助け、
ファンマはチャンスメークをし、中村が仕留めてみせた。
前後半の立ち上がりにゴールしたのも見事だし、
2点リードのあとは若干プレッシングを緩めて90分の体力をコントロール。
やることなすことが上手く行った、まさに会心のゲーム。
相手GKがランゲラックでなかったら、前半で3−0に出来ていたと思う。
「長崎のいいところ全部入り」だったんじゃないかな。
言うことなし!
名古屋。
ふわっとした立ち上がりとそこからの失点、
中盤に起点を作れないビルドアップ、
(特にサイドで)後手に回り続ける守備…。
スタメンとフォーメーションを上記のようにしたのだけど、
本来持っていたイメージは榎本とシャビエルはWG、
秋山と青木はSHだったと思う。
しかし、ボールが前に運べないから全体が下がってくる…。
小林不在の大きさを感じた。
彼の代わりはちょっと見当たらないね…。
一人飛ばすとか後ろからジョーに当てるといった意識が希薄なのは風間カラーとして、
その中でパス回しの精度、テンポが上がらなければ話にならない。
それから、これも風間カラーなんだけど、
守備組織というのは殆ど無いので、
長崎のように走力とコンビネーションが重なるチーム相手にはもとから分が悪いね。
…まぁ、そういう問題点を全部飲んだ上で「自分たちで握って崩す」のが風間カラーだから、
それが出来なきゃこうなるだけだよね、という試合でした。
ランゲラックが素晴らしかったのと、
噂の榎本くんは確かにドリブル小僧って感じだった(笑)ことを
最後に記しておこう。
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