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レアル・マドリード 3−1 リヴァプール
CL/F
(18/05/26:NSKオリンピスキー(ウクライナ))
DAZN



先制して勝つために自分たちの強みをもって仕掛けたリヴァプールと、
泰然自若だったレアル。
そして顕になる、選手の質と量の差。
伝説的なベイルの一撃ですべてが決した試合となった。



レアル。
イスコをトップ下に置く4−3−1−2でスタート。
リヴァプールの強烈な前プレスに苦しみながらも、
ハーフウェーを越えさえすれば、
ボールサイドにイスコが加勢することで数的優位を形成し、
そこからの崩しを見せていた。
リヴァプールが試合中にスタメンと同様レベルの戦術的な変化や選手交代が行えるとは思い難く、
ゆえに、そのサッカーを続けていても、まぁ勝ってたかなぁ…と思うのだが、
計画通りの時間による交代(60分)なのか、
追いついたことで勢いに乗るリヴァプールに変化を強いるためなのか、
攻撃のポイントであったイスコを下げてベイルを投入し4−3−3へシフト。
…これが当たるから凄い(笑)
あのオーバーヘッドで試合は決まったよね。
勝ち越し点という意味でも、
ゴール自体の凄さで優位を印象づける意味でも。

結局、(ジダンの)レアルの場合は、細かい戦術とか相手の出方に対してどうとかでなくて、
人選と並びによる最低限のすり合わせでもって選手に気分良くやらせることがすべてで、
それさえ出来ればあとはどんな状況でも自分たちで判断出来る選手たちということなんだよな。

CL3連覇って、尋常じゃないでしょ…。




リヴァプール。
攻守両面で強力な3トップを前面に出した立ち上がりに先制出来ていれば最高。
それが為らなければ時間帯を見て自陣に3ラインを形成してカウンターで。
…という狙いは表現出来ていたし、3トップの鋭さは何かを起こしそうな雰囲気を漂わせていた。

チームの戦い方という面でサラーの負傷退場が、
試合運びという面でカリウスのイージーミス(1失点目)が、
あまりに痛かったね…。

正直、よく一度は同点に追いついたな、と思う。




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