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ブラジル 1−1 スイス
W杯(match:09)/グループE第1節
(18/06/17:ロストフアリーナ(ロシア))
NHK総合



蛇に睨まれた蛙と、そこからの解放。
自然体の余裕と失点が狂わせるリズム。
ブラジルが勝ち点2を失い、スイスがヘロヘロになりながら勝ち点1を死守した試合となった。



ブラジル。
ネイマールに幾らかの自由が与えられているだけの、オーソドックスな4−3−3。
何でも出来るよという攻撃と、
特に相手の何かを警戒しているわけでもない守備。
普通にやっていて、普通に強い。
後半開始早々にCKから同点に追いつかれてからしばらくの間はバタつきがあったけど、
その時間帯以外はやられそうな雰囲気が無かったなぁ。
ガチガチに堅い守備だぞ、という感じはしないんだけど、
どうボールを展開して行っても最終的に奪われてしまいそうなイメージ。



スイス。
立ち上がりこそ前から当たりに行ったものの、程なくして行けなくなってしまった。
行ったら簡単に剥がされるという雰囲気を感じ取ったんだと思う。
それが全体に伝播したのか、前半は攻守両面でガチガチだった。
先制したブラジルが立て続けに2点目を奪いに来ていたら、やられてたんじゃないかな…。
追いついてからは硬さが解れてきたものの、
硬さが疲労に繋がっていたようで躍動する時間は殆ど得られず、
70分時点でだいぶヘロヘロになっていた。
何とか引き分けられて良かったね…。
前半のガチガチが無ければ、ジャカやシャキリがもっと好機を作れるのだと思う。




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