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日本 2−2 セネガル
W杯(match:32)/グループH第2節
(18/06/24:エカテリンブルクアリーナ(ロシア))
日本テレビ
日本スタメン
________大迫________
乾_______香川______原口
_____長谷部__柴崎______
長友____昌子__吉田___酒井宏
________川島________
72:香川→本田/75:原口→岡崎/87:乾→宇佐美
人に食いつくきらいのある相手の守り方を利用した日本と
サイドで個のスピードを活かしたセネガル。
互いに攻撃面で出そうとしていたものが表現されてのドロー決着となった。
日本。
前後半とも立ち上がりの15分はセネガルの強度の高さに苦しんだものの、
ペースが落ち着いてからは冷静に試合を運べたと言えるのでは。
長谷部が降りての柴崎との縦関係形成に始まり、
アタッキングサード手前での選手の集散を利用した大迫、香川への楔打ち込みに、
その落としを受けた柴崎がタクトを振るう攻撃。
乾と原口はHSを、長友と酒井宏樹が大外を、それぞれ活用し、
幾度となく相手ゴールへと迫った。
一方の守備面では、奪いどころの設定があったようには見えなかったが、
サイド深くに持ち出されたあとに粘り強く対応。
乾と原口はよく戻って貢献したし、
序盤に狙われていた感のある昌子は時間と共に安定度を増していった。
コロンビア戦と変わらなかったこのスタメンが現状の「最適解」であり、
徐々に成熟度を深めているというのがよくわかる試合だった。
大迫:攻守で貢献度高し。
柴崎:もはや彼のチーム。
川島:1失点目は頂けなかったが、引きずらなかった。
本田:蔑称となっていた「ケイスケホンダ」を一ヶ月ちょっとでプロフェッショナルへと変えてしまった…。
セネガル。
ポーランド戦を観たTLのサッカー識者が絶賛しまくっていたのだけど、
おそらくその試合とは比べられないデキだったのだと思う。
言われていたほど組織的じゃなかったし、
(中盤で人に食いつく守備は日本に楔を容易に許していた)
身体能力もそこまで圧倒的ではなかった。
更には、イライラを募らせてプレイが荒くなるという顔も覗かせ、
選手交代を重ねるごとにガチャガチャして行った。
田嶋幸三の「最低値理論」がこの試合に的中したのでは、と感じる。
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