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イラン 1−1 ポルトガル
W杯(match:35)/グループB第3節
(18/06/25:モルドビアアリーナ(ロシア))
NHK総合
最初から最後まで強度が高いままの、見応えある90分となった。
何度か「大荒れ」に片足を突っ込みかけた試合を、
主審はよくコントロールしてみせたと思う。
一方で、VARで覆った判定に関して、
TVで流れるVTRでは当該プレイを良いポジショニングで見ていたように思うだが
VARでの確認の都度、判定が覆っていたことについては、
ちょっと考えさせられた。
イラン。
GLを勝ち抜くにはマスト・ウィンというシチュエーションだったが、
基本となる5−3−2をそのままに、
守備を始める位置で「攻撃の意思」を示し、
先制されるまでは鋭いカウンターも。
ビハインドになってからの攻撃がひたすらにロングボールだったのは残念だったが、
状況によって3列目→2列目に1人移動しての4−4−2化、
1列目→2列目に1人移動しての5−4−1化を行い
柔軟に守っていたことや、
カウンターの際に2列目の選手が長駆を厭わずに飛び出していくさまなど、
見ていて面白かった。
(面白かったけど、最初から4−4−2じゃいかんのか?とも思った)
ポルトガル。
スペイン戦に続いて今大会2試合目の観戦。
計算された守備からのカウンターというスペイン戦から打って変わっての、
ボールを握れる試合展開。
4−4−2のDH2人(ウィリアン、アドリアン・シウバ)のどちらかが降りて
後ろ3枚からの組み立てスタート。
イランの5−3−2の「3」の脇のスペースに起点を作り、
そこからポケットないし中央へ攻め込むカタチを見せており、
これはまずまず有効だったように思う。
CR7のPKが決まって0−2に出来てさえいれば、
もっと余裕を持って時計を進めることが出来たであろう。
今日はパスの終着地点がCR7に限っていなかったけど、
まぁ、普通にこういう試合も出来るよね。
特定の誰かでなくていいから、CR7以外の選手でフィニッシュ出来ることが大事。
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