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札幌 0−0 磐田
J1/第17節
(18/07/22:厚別)
DAZN



札幌スタメン

________ジェイ_______
チャナティップ____三好_____
菅_____深井__宮澤____駒井
____福森__石川__進藤____
________ク_________



磐田スタメン

________川又________
小川大_田口__松浦__上原__櫻内
________宮崎________
____新里__大井__高橋____
______カミンスキー______



完成形と言えるようなスムーズさを見せた札幌と、
攻守に指針無き時間を過ごした磐田…という前半から一転、
後半は五分と言える内容となった。



札幌。
宮澤が落ちて石川との2枚でのビルドアップに始まり、
WBを活かして攻め切る、一度戻して大きなサイドチェンジを交える、
前3枚の連携で中央突破を図る…。
守備になれば速いネガトラと3−4−2−1の「4」の戻り切る意識の強さがあり、
攻守においてチームの完成度が非常に高いという印象だった。
ゆえに。
ジェイのPKがカミンスキーにストップされたのを除いても、
前半のうちにきっちり先制して勝ち切らなきゃいけない試合だったと思う。
それが出来るようになれば、
継続して今の順位(5位)に付けられるように、
そして優勝を狙えるようになっていくハズ、



磐田。
試合開始前から前半の間ずっと、
「中断期間に練習してきたという3−1−5−1」というのを
実況が押していたので、
スタメンの並びをそのように書いみたけれど、
実際の試合中にこのカタチが作れていたことは皆無と言って良かった。
松浦はフリーマンだったし、
田口も上原も宮崎の脇に降りることが多く、
それは設計に基づいてのものには見えなかった。
両WBが小川大と櫻内ということで、
守備に回った際にスムーズに4バック状態に移行出来ており、
最終ラインは問題が少ないように思えたけど、
その際にも中盤の守り方がハッキリしておらず、
アンカーであるらしい宮崎がバイタルに居ないこともしょっちゅう。
30分くらいから守備をハッキリと5−3−2に変えたことで
幾らかの落ち着きを取り戻したとはいえ、
前半を無失点で折り返せたのは幸運だったと思う。
後半は、そこから何かを変えたという感じはしなかったのだけど、
相手の石川が治療している間にシュートまで持ち込んだプレイをきっかけに
盛り返しを見せ、
それが札幌の強度が落ちてきたのと重なり、
五分の内容だったと言えるけど…。
新しいトライを(試合中という意味でもシーズン中という意味でも)どこまで続けるのか、
果たしてモノになるのか、
…というところじゃないかな。
個人的には、アンカーに入るのが宮崎であるのなら、
このトライは今すぐにでもやめた方がいいと思う。
田口か、2列目「5」の真ん中3枚を全員ハードワーカーにして山田か、
俊輔が居るなら俊輔か、という感じ。




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