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岐阜 2−3 讃岐
J2/第25節
(18/07/25:長良川)
DAZN
岐阜スタメン
古橋_____ライアン_____山岸
____風間______小野____
________宮本________
福村____北谷__田森____阿部
_______ビクトル_______
讃岐スタメン
_______原__木島______
重松____________佐々木匠
______高木__永田______
アレックス_麻田__岡村__佐々木渉
________清水________
ボール保持を基盤に左右の振り分けとショートパスのコンビネーションで攻める岐阜と、
カウンターと縦のパス交換で手数を掛けずに攻める讃岐。。
両チームの特徴がハッキリと出た試合で勝敗を分けたのは、後半の入り方となった。
岐阜。
中盤の3枚と福村でボールを保持。
相手を動かしておいて、
古橋の突破力、ライアンのポストプレイ、山岸のスペースメイクと阿部の攻め上がり…と、
多彩な攻撃を披露。
そのどれもが悪くなかったと思う。
前半のうちに2点目が取れなかったことがすべて、かな…。
攻撃に人数を割くスタイルと4−3−3のフォーメーションから、
カウンターに弱いのはやむなしだと思う。
1−0とした時にIHを1枚下げてドイス・ボランチにする等のバランス取りをするのか、
それまで通りのサッカーで2点目、3点目と狙って行くのかはチーム(監督)の哲学の部分。
このままでいいということではないけど、
最適なバランスを見つけるのはなかなか難しいと思う。
ましてや今日の相手はカウンター狙いの讃岐。
噛み合わせとしては最悪で、だからこそ攻撃で叩き潰ししかなかった。
そして、それが出来なかったという話。
讃岐。
先発した佐々木渉が前半を持たずに交代へ追い込まれたことと、
(個人的には、これは代えなくても良かったのでは、と思う)
1−3とした後に守備が緩んで2−3と迫られたことは頂けないが、
後半に入って高木と木島のポジションを修正して流れを掴んだのは見事だった。
岐阜の最終ラインは、ロングボールを混ぜこそすれ、所謂「1列飛ばし」のパスが無く、
つまりは高木と木島で宮本へボールが入らないようにすることで、
後ろに控えるのが永田1枚でも風間と小野にまでボールが届かないようにするという構造。
原、高木の動きの良さもあって目論見がズバリとハマッた。
ベンチはさぞかし痛快だったのではないだろうか。
終盤はお馴染みとなった5−4−1へのシフトで逃げ切り。
右SHに回った木島が動けなくなってたのが危なかったけどね…。
(ここに枠を1つ残す意味でも、佐々木渉の交代は我慢で良かったのでは、と思うのだ)
サポーターと勝利を祝う金毘羅船々の際に、
選手が1人、ラインダンスの前方に出て踊るのが恒例になってるけど、
今日、高木が佐々木渉も引っ張り出して2人で踊ってたのは非常に良かった。
前半で代えられてしまって気持ちが沈むであろう佐々木渉。
見るからにシャイで大人しい彼がそういう状況になった時に、
前に引っ張り出して馬鹿騒ぎさせるってのは、
ファインプレイだと思うなあ。
荒堀。
佐々木渉と交代での出場となったわけだけど、
劇的に守備面を改善させることは出来なかった。
(これは後半に修正されたけど古橋の縦を切らなかったのがわからないし、
空間認識能力が低いのか、サイドチェンジやウラに出されるロングボールに対して
マークする相手に簡単にトラップ、突破を許してしまう…。
第8節の京都戦なんかも、守備がボロボロだったんだよなぁ…。
右SBで使うとタッチライン際駆け上がっての右足クロスまで持っていけるのは魅力だけど…。
西。
第19節以来の出場ながらも(その間もずっとベンチ入りはしてた)、
出場を続けていた時期同様の好調ぶりで、サイドにてきちんと仕事をしてくれた。
本当に心強い存在だ。
清水。
チームとしては2失点だけど、今節のベスト11入り確定でしょ。
何点止めたんだ、今日…。
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