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神戸 1−0 柏
J1/第18節
(18/07/28:ノエビア)
DAZN



神戸スタメン

郷家____ウエリントン____増山
__イニエスタ____三田_____
________藤田________
ティーラトン_渡部_大崎____三原
________キム________



柏スタメン

クリスティアーノ_江坂_____伊東
_____キム____細貝_____
________小泉________
高木____パク__鎌田____小池
________桐畑________



開幕前に掲げていたサッカーへの兆しが見えてきた神戸と、
守備に軸足を置いたんだろうけど……という柏。



神戸。
時に2CB間に、時に渡部の左に、藤田が落ちての最後尾3枚から組み立てを開始。
状況を見ながら外に付ける、中に付ける、長いボールを当てる、DFラインのウラを狙うという使い分けがあり、
まだ個々の要求にズレがありながらも、
(足元なのかスペースなのか、右足なのか左足なのかといったもの)
なかなか良かったのでは、と思う。
ポドルスキー出場時の第1節(アウェイの鳥栖戦)、第7節(ホームの浦和戦)とは
まったく異なり、全員に「ボールに関わろう」という意志が感じられた。
第7節で何も出来なかった藤田落としがある程度機能していたのは、
柏に守備の圧力が無かったからだけではない。
…何だか、悪かったのは全部ポドルスキーのせいだったんじゃないかと思えるような、
選手たちのプレイぶりだった。
そして。
今後も志向しているというこのサッカーを続けていく、磨いていくにあたって、
出場させるべき選手がハッキリしたと言えるんじゃないかな。
守備では、柏の不出来は考慮すべきだけれど、
小泉落としがいいカタチになりそうな時にはイニエスタが前に残ってウエリントンと2枚で阻害したり、
郷家が運動量を活かして戻ったりと、
「個の一発」以外は危険な場面を作らせなかった。



柏。
前節に6失点してたそうで、その影響か守備に軸足を置く戦い方だった…けど、
単に重心が後ろになっているだけで、
「神戸はこう来るからこうやって守ろう」というのは見えなかった。
後ろの人数は揃っていても、
人の動きにある程度はついていくことになるので、
郷家が中に入ることで大外でティーラトンがフリーみたいな状況が度々生まれ、
ノープレッシャーな藤田がそこに付けていく…というケースが散見された。
低い位置で人海戦術によりボールを奪取してからの道筋も用意はされておらず、
キム・ポギョンと江坂が効果的に絡むようなシーンは見られなかった。
何となくクリスティアーノが、何となく伊東が、何となく小池が
前を向いて持てた時には彼らのチカラでアタッキングサードへ侵入していたけど…。
思うに、江坂CF・クリスティアーノ左SH、キム・ポギョン左IHという並びは、
良い化学反応を生まないんじゃないかな…。
この試合はメンツ的な問題も大きいんだとは思うけど
(手塚も大谷も中山もスタメンに居なかった)
悪くてもサイドまでは何とか運んでいくというのも無くなってたし、
加藤望新監督、どうなんだろうね…。




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