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磐田 1−2 横浜FM
J1/第27節
(18/09/22:ヤマハ)
DAZN



磐田スタメン

_____大久保__小川航_____
________中村________
宮崎____山田__田口____櫻内
____森下__大井__高橋____
______カミンスキー______



横浜FMスタメン

遠藤______伊藤______仲川
_____天野____大津_____
________扇原________
山中___チアゴ__ドゥシャン_松原
________飯倉________



65分までの素晴らしい横浜FMと、同点弾から押せ押せのムードを作った磐田。
前者は終盤の、後者は終盤までの試合運びに課題を残しつつ、
時間帯で山のある面白い試合を観せてくれた。



磐田。
前半は伊藤の動きでDFラインを縦に横に動かされて、
46分からは相手DFラインからのフィードを許して、
守備面では終始苦しい試合となった。
前半途中からでも4バックにしてればあっさり解決出来たと思うんだけどな…。
後ろの7枚のメンツを見ればすぐに4−4−2に変更出来そうなもんだけど、
それをしなかったのは、それくらいに「山田のSHは無し」ということなのだろうか。
後半は全体的にラインを上げて中盤を圧縮、
横浜FMのビルドアップを阻害出来たのは良しとして、
その対策でフィードを蹴られた時に、
ウーゴ・ヴィエイラに対して変わらずに後ろ3枚だったのはどうにもバランスが悪かった。
4バック……。
3バック+2DHによるビルドアップも、
横浜FMの前線ににきっちりハメられてしまいイイトコ無し。
俊輔が降りてくるとかWBを使うとか、工夫のしようがあったと思うんだけどなぁ…。
65分を過ぎてから、
大きなサイドチェンジから櫻内を使って、
あるいは左サイドでエレンを使ったコンビネーションで、
好機を作れていたのは、
根本的には横浜FMのガス欠が要因なので、
同点弾からのイケイケムードも好材料と呼べるものではなし。
前半に見せていた大久保を絡めた中央からの崩しはそれなりに良かったけど、
あそこまでボールを運ぶのに苦労していたのをどうにかしないといけないのと、
サイドアタックは前半にして、
あれをこそ、後半でやるべきだったのでは、と思う。



横浜FM。
山中の位置取りによる自在なビルドアップ開始から、
HSと大外を上手く使ったボール回しに伊藤が空けたスペースの活用。
全員がトランジションで高い強度を発揮し、
セカンドボールを拾えない時でも相手にカウンターを許さず。
後半になって磐田の出方を見てのフィード攻勢への切り替えも含めて、
65分のガス欠までは本当に素晴らしかった。
試合がオープンになった中での落ち着かせ方という部分で、
中町の投入を待つまでは「お付き合い」してしまったのは修正点でしょう。
扇原か天野が、やってみせないといけない仕事だと思うよ。
あとは、まぁ、追いつかれる前に2点目を取っておけば、今日は危なげなく勝てていたでしょう。
追いつかれる前にベンチから試合を落ち着かせるという判断はしないようなので、
どの相手に対してでもガス欠までに2点リードを奪えるかどうか、ということなのだろうね。




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