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讃岐 0−0 山口
J2/第38節
(18/10/21:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

重松______原_____佐々木匠
___佐々木渉______永田___
________田中________
荒堀____竹内__岡村____パク
________清水________



山口スタメン

____オナイウ__岸田______
________高井________
瀬川____佐藤__三幸____丸岡
____廣木__坪井__渡辺____
________吉満________



強度の高い試合の入りを見せた讃岐に対して動きが重い山口。
讃岐の走力が落ちるに連れてオープンな試合展開となるも、
互いに相手ゴールをこじ開けるには至らなかった。



讃岐。
3トップによるハイプレスと縦への速い攻撃という前節の展開を踏襲。
開始2分で永田を負傷で失うアクシデントに見舞われるも、
スクランブル投入された森川は破綻なく仕事をこなした。
また、ポケットを狙ってくる山口の攻撃も読み切っていて、
竹内と岡村は素早いカバーリングでピンチを未然に回避していた。
中盤を広範囲に動き前への出足で幾度となくインターセプトを見せた田中、
個人としては今季最高の力強い守備を見せ、奪ったボールを捌いた佐々木匠、
終盤に投入されウラ抜けと身体のキレで山口ゴールに迫った福家…。
ピッチに立った選手は、このサッカーで求められるものを表現出来ていたと思うし、
終盤のオープンな流れの中では中盤で繋いで崩しに入るという落ち着き、判断も出来ていたけど…。
(唯一、パクだけはラフに蹴っていいところと丁寧にすべきところの判断がついてなかったかな)

次節、佐々木匠がサスペンション。
永田は戻って来られるか怪しい。
厳しいやりくりが続くね…。
ベンチ外の高木は休養だったと信じたい。

福家を初めて観ることになったわけだけど、
小回りが利いて狭いスペースでもキレで勝負するタイプの選手みたいだね。
讃岐で言えば我那覇と2トップを組ませると面白そう。
(5ちゃんねるの讃岐スレを眺めてる限りでは期待出来なさそうな感じで、
 正直、原との交代が「西でも我那覇でもなく福家かよ」と思ったけれども、
 すぐに「やはり所詮は5ちゃん」と思い直しました)



山口。
全体的に動きが重たい感じで、
飄々としていた三幸とギラギラしていた岸田以外は、
怖さを覚えることはなかった。
讃岐のハイプレスに対してバタバタした感じこそなかったものの、
掻い潜ったあとに効果的にスピードアップすることもなく、
2トップ+トップ下への危険なクロスは殆どなし。
加えて、セカンドボールはかなり讃岐に回収されていて、
厚みのある攻撃も出来ず。
高井が最初から前線に入り過ぎてた印象があるな…。
よって、バイタルに誰も居ないという。
守備面では、讃岐がサイド奥へのロングボールを多用する中で、
3バックがそれぞれの局面で奮闘、両WBもよく戻っていたと思う一方、
前の3枚は讃岐のロングボール阻害があまり出来ていなかった。
試合終了直後のインタビューで
「ウチらしくない試合をやってしまった」と霜田監督が口にしてたけど、
山口らしいサッカーがどういう内容かという問題以前に
「ウチのサッカーが出来なかった」ではなく
「ウチらしくない試合をやってしまった」という言い方だったのが、
すべてを表しているんじゃないかな。




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