menufootballmatch



讃岐 1−2 栃木
J2/第40節
(18/11/04:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

______重松__森川______
佐々木匠____________高木
____佐々木渉__田中______
アレックス_竹内__岡村____市村
________清水________



栃木スタメン

________大黒________
____西谷和____浜下_____
夛田___古波津__ヘニキ___川田
____福岡__服部__パウロン__
________竹重________



共に低調な前半を経て後半にようやく動きが出てきたが、
下位に沈むことが頷ける90分だったように思う。
讃岐がコンディション面で、栃木がモチベーションの面で、
それぞれ難しかったであろうことは理解するが。



讃岐。
前半は2トップで相手3バックの外側を、
後半はサイドに人数をかけて(特に右の)ポケットを、
それぞれ狙って行こうというのは見て取れた。
が。
いかんせん動きが重かった。
攻守において最初の一歩が遅れてファウルになるし、
技術的なミスがより顕著になる。
これではちょっと手の打ちようがない。

4日前の町田戦で130%くらいを出し切っていたので疲労は理解出来る。
だけど、状況が状況なわけで、気力が疲労をカバー出来る可能性を考えていたし、
この栃木戦で100%を出せれば(そして勝てれば)
残りの試合の自分たちが関与出来る結果に関しては期待出来るかも…と思っていた。

しかし、実際には75%がやっとという感じだった。
…普通に考えれば、当然だよね。
上限75%の中ではフルに出していたと思うし、やれることはやったんじゃないかと思う。
ただ、讃岐の75%では栃木には勝てないというだけの話。



栃木。
動きの重い讃岐にお付き合いした前半も、
動けるようになった後半も、
チームとしていいな、と思えるようなポイントは無かった。
守備は単なる人海戦術で、讃岐に技術があればもっと危なかったと思うし、
3−4−2−1の並びのどこにも攻撃における武器が見当たらなかった。
ゴールキック等で後ろからハイボールを蹴る時だけ
ヘニキと浜下の位置を入れ替えてヘニキに競らせるというアイデアは面白かったけど、
(高さの無い讃岐相手に)さほど勝率が高くなかった上に
スラす、落とす先に人が入り込む等の動きもなく、
特段、有効な手法になっていなかった。
個人で見ると、西谷和は双子で所属してるということもあって、
向こう何年か栃木の顔になれる選手かも知れない。
技術、スピードとも栃木の中では高い水準にあった。
そして、この栃木でもって、この試合が始まるまでに12ゴールもしている大黒には驚かされた。
彼のプレースタイルは間違ってもチームと良い相性なわけじゃないのに…。




menufootballmatch