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讃岐 0−2 京都
J2/第42節
(18/11/17:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

_______佐々木匠_______
重松_____佐々木渉_____渡邉
______高木__田中______
アレックス_竹内__岡村____市村
________清水________



京都スタメン

_____カイオ__闘莉王_____
金久保____________小屋松
______庄司__重廣______
黒木____増川__染谷____石櫃
________清水________



狙いは持ちながらも技術が伴わなかった讃岐と、
偶発的でも局面で技術を発揮出来た京都。
後半は讃岐が運動量を落として、あまり見るべきところの無い内容に。



讃岐。
今季最終戦で、初めて見せる佐々木匠の「偽9番」。
京都のCBに高さ、強さで臨むのは得策ではないということだろう。
中盤のボール回しから
「佐々木匠が降りてくる」「入れ替わりでポケットに(主に田中)選手が出て行く」
という狙いは見られたが、
それも前半の半ばまでという感じで、
京都がカイオのアクシデントからジュニーニョを登場させると、
自分たちのミスも相まって比較的オープンな試合展開になってしまった。
それゆえか、後半の早い段階で運動量が落ち、ポジトラの質も下がるばかり。
際どいものが多かったもののシュートはミドルとFKのみで、
得点の匂いを漂わせることもままならなかった。

60:40くらいでペースを握れていた前半ですら10本のシュートを浴びており、
(しかもGK清水の好セーブで2点は止めている)
最後の最後まで両ゴール前での質も上がらなかったということが如実に表れていたね。

なお、この試合が始まる前に、21位の熊本と最下位の讃岐は勝ち点で並んでおり、
J3の結果いかんでは順位的には降格圏ながらJ2残留を果たせる可能性を残していたが、
(現在、J3では、J2ライセンスを持たない沼津が、
 J2の21位と入れ替えとなるJ3の2位に入る可能性がある)
自分たちは敗戦し、熊本が今節の対戦相手である愛媛に3−0と解消したため、
最下位でのフィニッシュとJ3降格が確定となった。



京都。
何か狙いを持ってサッカーをしているようには見えなかった。
ボックス幅でふらふらしている闘莉王のアタマ目掛けて蹴るか、
何となくボールを回しているか。
闘莉王にいいボールが行った時と、
サイドの小屋松に早くボールを預けられた時にだけ、
好機に繋がる道筋が出来る感じなんだけど、
チームとしてそれを意図的に生み出そうとする感じが無い。
左SHでスタートした金久保が攻守に気の利いたポジショニングをしたり、
ボールを奪えて前にも行ける重廣がポケットを狙ったり、と、
局所的に能力の高さは見えていたけれど。
カイオのアクシデントで20分という時間にジュニーニョを投入することになったのが
まさに「怪我の功名」だったように思う。
守備面でも、特に何かを意識していた様子は見られなかったけど、
前述の金久保、重廣らでもって中央でのトランジションで讃岐を上回っていたこと、
ジュニーニョがその速さで竹内に寄せることにより
結果として(組み立てで竹内よりだいぶ劣る)岡村にボールを持たせていたことが
クリーンシートの要因と言えるかな。

まぁ、来季は、新監督で臨むのが良いのではないでしょうか。




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