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磐田 2−0 東京V
J1参入プレーオフ/決定戦
(18/12/08:ヤマハ)
DAZN



磐田スタメン

_____大久保__小川航_____
アダイウトン__________山田
______上原__田口______
高橋____大井__大南___小川大
______カミンスキー______



東京Vスタメン

_______ドウグラス______
_____佐藤____林______
香川____井上__梶山___奈良輪
_____平__井林__田村____
________上福元_______



「前でボールを奪う」という磐田に呑み込まれた東京V。
試合は終始磐田が支配したと言っても過言ではないだろう。



磐田。
最後尾から丁寧に繋ごうとする東京Vに対し、
強度の高いチェックで前からボールを追っていく。
流石に消耗が見えてきた65分辺りから全体が下がろうとも、間延びしようとも、
自分の目の前の選手に入るボールは必ず前に出て奪うんだという意識が、
90分途切れることはなかった。
大久保は便宜上では2トップだが実質フリーマンで、
攻守に関わらずボールのあるところにはとにかく顔を出し、
田口、山田と共に試合をコントロール。
攻撃は前の選手のアドリブという感じだったが、
大久保、田口、山田は東京Vの守備に生じる隙間がよく見えており、
また、共有も出来ていた。
ここに効果的なワンタッチの落としを見せていた小川航基も加わり、
怖さのある中央攻撃を出せていたように思う。
…まぁ、完勝でしたね。



東京V。
磐田のハイプレスを思うように剥がせなかったことに尽きる。
WBに東京VのSBが食いついて来てたので、そのスペースを使えれば……とは思ったが、
梶川も井上もまずは目の前の圧力からボールを逃がすことで精一杯で、
相手をひとつずつズラしながらボールを前進させることは殆ど無かった。
前半の左サイド、香川と佐藤のコンビネーションは幾らかの可能性を感じさせたが…。
また、梶川と井上のドイス・ボランチでは、
このレベルではやはり守備の強度が十分とは言い難く、
ボールが奪いきれない、セカンドボールを拾われてしまうことで
前半の磐田がボールを握って押し込み続ける、ひとつの要因だったと思う。
渡辺まで含めて3人が3人とも軽量級なのも厳しかったね。




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