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青森山田 2−1 矢板中央
高校サッカー選手権/QF
(19/01/05:等々力)
日本テレビ



4−2−3−1でSHにドリブラーを配しサイドアタックを仕掛ける青森山田と、
4−4−2でしっかりブロックを作る矢板中央。
なるほど、実況が口にしていた「攻撃の青森山田と堅守の矢板中央」という構図だった。

試合を分けたのは攻撃でアクセントになれる選手の有無と、
ロングスローを含むセットプレイの質の差かな。
前述のドリブラーでアタッキングサードでのスローインを得た青森山田が、
そこで繰り出したロングスローのセカンドボールを尽く拾っていたのは
決して偶然じゃないハズ。

一方の矢板中央は4−4のブロックからカウンターという感じだったのだけど、
FW、SHに、カウンターで力を発揮できる選手が居なかった。
裏抜け出来るFW、快速アタッカー、一人で運べるドリブラー…。
逆転されてから投入された9板橋がドリブラーっぽい感はあったけど。


目についた選手は、
青森山田では11バスケス(左利きの右SHでドリブラー)と10檀崎(札幌内定の左SH)、
矢板中央では4白井(カバーリングに長けたCB)と2後藤(対人に強い右SB)。
青森山田の、福岡に内定してる5三國は能力を見せる場面に乏しかったので印象があんまり無い。
矢板中央の14望月は良い素材(長身)だけど、
チームがそれを活かすサッカーじゃなかったし、
そういうサッカーにならないということは
彼自身がそこで強さを発揮できるレベルに至ってないということなのだろう。




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