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日本 1−0 オマーン
アジアカップ/GL(2)
(19/01/13:サーイドスポーツシティ(UAE))
テレビ朝日



日本スタメン

________北川________
原口______南野______堂安
______遠藤__柴崎______
長友____吉田__冨安____酒井
________権田________


57:北川→武藤/84:堂安→伊東


トルクメニスタン戦からの改善が殆ど見られなかった日本。
相手GKの好セーブがあったとはいえ、
4−4−2セットから速攻を繰り出すオマーンに苦しんだのは必然だった。
南野と遠藤のどちらかがこのデキでなければ、
勝ち点1も危なかったかも知れない。
(南野は前半半ばまでの3度の好機を決めてくれという話も出るだろうけど)



日本。
立ち上がり。
北川と南野の相手DFラインとの駆け引きからロングボールによる裏取りと、
右サイドでの堂安の押し込みは良かったのだけど…。
トルクメニスタン戦の前半同様に整理出来なかった左サイドの幅取りと
守備時4−4−2の相手の「2」に対するビルドアップが安定せず、
25分辺りからはこの2点が原因のマズいボールロストから被カウンターという流れに。
…相手の守り方に対して「外からの組み立てだ」というのは共有出来てたんじゃないのかなぁ?
やるべき事がわかっているのにやり方がマズいというのは…。
長友、吉田、酒井は代表での経験も欧州での経験も豊富じゃないか…。
北川に代わって武藤が投入されてからは前線でのボールの引き出しも乏しくなり、
後方で出しどころがない状態に。
結果として、このお陰で危険なボールロストが減って、時計も進んで、
逃げ切りに奏功したわけだけれど、
自分たちでそういう時計の進め方を選んだわけではないわけで…。

立ち上がりの好機創出とその後の危なくないロスト、そしてネガトラで貢献した南野と、
よくボールを拾ってくれた遠藤に救われた試合だったと思う。

いやぁ、厳しい内容でした。



オマーン。
4−4−2でハーフウェーからセット、
日本のCBに持たせるのはOKでDHに付けての中央からの組み立ては許さない構え。
そこから縦横圧縮で守り、奪ったら日本のSBのウラを狙うカウンター。
狙いは表現出来てたと思うし、
酒井(前半のみ)と長友の不出来もあって可能性は感じさせた。
速攻に移れなくても、特に左サイドでは細かなパス回しでボールロストを回避していたし、
GKは再三に渡って好セーブを見せており、
2つのPK判定次第…いや、それを抜きにしても、勝利まであったとは思う。




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