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日本 0−1 コロンビア
国際親善試合
(19/03/22:日産(日本))
日本テレビ
日本スタメン
________鈴木________
中島______南野______堂安
______山口__柴崎______
佐々木___昌子__冨安____室屋
________東口________
65:鈴木→香川/71:山口→小林祐、堂安→乾/79:南野→鎌田/89:佐々木→安西
良い守備と両サイドからの攻撃で前半を優勢に過ごした日本だったが
中盤の守備強度が落ちるとコロンビアが先制。
以降は互いの選手交代により試合がバタバタするが、
コロンビアがしっかりと逃げ切りに成功した。
日本。
前半はとても良かった。
ハーフウェー辺りでサイドに預けてから同サイドの縦、という
コロンビアの組み立てを4−4−2セットでしっかりと阻害。
相手にバイタル付近まで運ばれた時には脆さを感じさせもしたが、
(特にクロスを上げられた際の中央でのマーキングはボロボロだった)
縦に入れるボールを奪ってからのカウンターや、
遅攻でも左の中島、右の堂安と彼を追い越す動き(柴崎や室屋)が機能し、
再現性のある好機を作れていた。
後半に入ると、
日本の中盤での守備強度が落ちてくるのと、
コロンビアの揺さぶりとが同時に起きて、
(中島のサイドを突くような交代と配置替えで日本の意識をそちらに寄せておいて、
実際には堂安のサイドからドリブルで突っかけてくる)
見事にやられてしまった。
失点はPKだったけど(冨安のあれ、避けようとしてたと思うんだけどなぁ…)、
PKじゃなくてもいずれやられていそうな、
50分辺りからの流れだった。
失点以降は、森保が珍しく早く、それも盛んに動き、
平均身長をどんどん下げながら(笑)
イマジネーション豊かな選手を並べていく流れ。
試合展開もあって投入された選手がまずまずのものを見せていたけど、
これに関しては疑問を抱く。
鎌田(南野)、中島、香川、堂安(乾)、小林祐希、柴崎で
どうやって守るんだ?
彼らのいずれもが守備でも強度を発揮してくれる選手であるならまだしも…。
まぁ、ビハインド限定ということだろうし、
6人まで選手交代が出来るというレギュレーションゆえの「テスト」だと思うことにする。
鈴木武蔵。
もう少し収められるとなおいいけど、まずまず良かったと思う。
中島のライナー性クロスをファーで合わせたヘッドは、決めなければいけなかった。
コロンビア。
基本的には4−2−1−3ということでいいのかな。
ビルドアップ時に4−2−4や3−3−4に変化していたけど、
前半は日本の中盤守備の強度の前に苦戦。
後半に入って、日本の強度が落ちてきたことと
後ろは流動的ながら2トップと両SHの2列4枚にしたことで
左サイドからスピードに乗った突破が出来るように。
前半からそうだったけど、
バイタル付近まで運べさえすれば、けっこうな確率で好機に繋げられていた。
個々の突破力が高いなぁ、という印象。
守備では4−4−2セットで、前から奪いに行く気配はほぼナシ。
最後に中央だけやられなければいい、みたいな雰囲気だったけど、
それでも、時間を追うごとに中島に対してはバイタルに差し掛かる前から圧をかけ、
人数が揃ってから奪いに行っていて、
「おお、中島、警戒されてるな」と感じた。
先制後は選手交代で強度を保ちながら、
重心を後ろに傾けつつカウンター…という定石で、
追加点を奪えていてもおかしくないものを見せつつの逃げ切り。
こういうことをきちんとやり切れるのが、強いチームの条件だよね。
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