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日本 1−0 ボリビア
国際親善試合
(19/03/26:ノエビア(日本))
フジテレビ



日本スタメン

________鎌田________
乾_______香川_____宇佐美
______小林__橋本______
安西____畠中__三浦_____西
_______シュミット______


61:乾→中島、宇佐美→堂安/68:香川→南野、小林祐→柴崎/73:安西→佐々木/83:鎌田→鈴木


発見も、上積みも、テストも、何も無い試合だった。
あるのは森保監督への疑念や不満ばかり。
出場した選手諸君、キャップ数:1の上積み、おめでとう。



日本。
チームとしてどうこうという話が出来る90分じゃなかった。
消耗したボリビアに対してBチームからAチームに戻して勝った、それだけ。

森保監督:
プランBは無く、あるのはAチームとBチームということがハッキリしてしまった。
「時間無いしとりあえずアジアカップはこれで」ではなく、
「これしか出来ません」だった。
招集した選手を起用しようという姿勢は良いと思うが、
「もう2年以上活動していて、今回呼んだ23人も常連しかいない」のであれば、
前の試合からスタメン総取っ替えというのも、まだわかるよ。
でも、そうじゃないじゃん。
ある程度中心となる選手がいて、基本となるやり方があって、
新しく呼んだ選手はそれらにどれだけ適応出来るか…というのが「テスト」だよ。
初選出の選手や自分の体制下において初めて呼んだ選手「だけ」を並べて、
何か上積み出来るの?
交代枠も「パーツそっくり取り替え」で、Aチームに戻しただけ。
…いやぁ、酷い。

乾、宇佐美:
ザッケローニやハリルホジッチが観てたら泣くんじゃないかな。
「私が代表で指導した時間は何だったのか」と。
自分がボールを持って何かしたいだけで、
究極的には唯一と言っていい「ゴールする」という目的は二の次。
周囲の選手の能力や局面も考えない。
酷いものを見た。

香川、鎌田、小林:
乾と宇佐美の被害者だと思う。
スタメンにせめてどちらかの名前が無かったら…。
香川はバランス取りに腐心するも、動きにキレは感じられなかったけど。
また、鎌田は森保采配の被害者でもあった。
1トップは彼のポジションではない。
それでも、立ち上がりは相手のハイラインのウラに飛び出すなど
与えられたポジションで何とか…という工夫が見られたが。
とにかく、これで「評価」されたら、たまんないだろうなぁ…。
小林は、出鱈目な動きで密集を作り続ける2列目に対し、
怒鳴りつけて良かったと思うよ…。
あと、三浦に対してももっと強く要求していい。

安西:
前に行く姿勢とドリブルはある程度見せられたんじゃないかな。

橋本:
ボリビアに鋭さを感じなかったものの、求められる仕事は出来ていたと思う。

畠中:
2列目のせいで機会が限られてはいたものの、
良い縦パスを打ち込めていたと思う。




ボリビア。
基本は4−4−2なのかな。
前から奪いに行かない割には、キックオフからしばらくの間ハイラインだった。
何がきっかけかはわからないけど、途中からは4−5−1ないし4−4−1−1で撤退気味。
日本の2列目が密集大好きなら俺たちも寄って行くよ!と、当然の人海守備。
たぶんあんまりコンディションが良くなかったと思うんだけど、粘り強く守っていた。
これでカウンターに鋭さがあれば、
日本の出来がこんなでも幾らか有益な親善試合になったかなー…とは思うけど、
ま、しゃーないね。
後半、選手交代でガチャガチャした中で中盤にスペースが出来ちゃってたのは、
前の選手には勝ちたいという意識があったからでしょう。
ここも「引き分け上等」で守備専従だったら…と思わないでもないけど。




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