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讃岐 0−1 長野
J3/第6節
(19/04/14:Pikara)
DAZN
讃岐スタメン
________重松________
森川____林____池谷____西
________佐々木_______
荒堀____麻田__竹内____柳田
________清水________
長野スタメン
________竹下________
______東____三上_____
妹尾____岩沼__山田____有永
____遠藤__浦上__内野____
________小澤________
全般的に讃岐が優勢に試合を進めていたが、
人を代え並びを変えしながら耐えていた長野が終盤に先制。
パワープレイに切り替えた讃岐から逃げ切って勝ち点3を手にした。
讃岐。
細かく変化する長野の守備時の並びに対し、
少し時間を要したものの
竹内、麻田、ワタル(佐々木)の3枚によるビルドアップという解を出してからは試合を支配。
前半にプレスを抑え気味だったこともあってか、
46分から70分辺りまでは運動量でも上回り、
左サイドを中心に好機を創出した。
…その時間帯で先制出来なかったことのツケを、終盤に払うことになってしまったが。
全体的には内容も良く、
J2の時に自分たちが見せていた勝利の形を、
今日は長野に見せられてしまったという印象。
慢心があったとはまったく感じない試合ぶりだったけど、
この敗戦を、より引き締める契機とするしかないでしょう。
今日の失点は特定の個人に責があるとは思わないけど、
交代で中村が入ったサイドのスローインから生まれたということが、
現在、中村や渡辺よりも西が選択されていることの、
ひとつの要素かも知れない。
80分に失点した直後にペ・スヨンを前線に投入しパワープレイに切り替えた上村監督の判断と、
それに呼応してきちんと放り込みにシフトしたピッチ内の選手たちは良かったと思う。
加えて、ほぼ全勝していたペ・スヨンも素晴らしかった。
願わくば、キジ(木島良輔)や森川のボックス内でのシュートが、
もう少し角度のある位置からであれば…。
PKじゃないのかな、カードじゃないのかな…というプレイが幾つもあって、
負けたこともあってそこへのフラストレーションを感じている。
が。
自分たちでチャンスを決めきれなかったからこそ笛が気になるのだ、と
自分に言い聞かせる。
長野。
3−4−2−1でスタートして、
状況に応じて5−4−1、5−2−2−1、4−4−2のように
目まぐるしく並びを変えながら守っていたけど、
讃岐がビルドアップを確立した辺りからは5−4−1に統一。
しかしどの場所でも狙ってボールを奪い切ることが出来ず、
守備に奔走していたように思う。
後半の早い段階で中盤の選手が疲労していたのがその証左。
ただし、ここからのベンチの采配はなかなかのものだったと言える。
明神の投入で立て直しを図り、
終盤には「もう一度流れが来る」との読みからか、
3バックセンターの浦上に代えて左利きのCBである池田を左CBに投入。
その特性から前に蹴れる状況を作った上で、
並びを3−4−1−2に固定した。
この2トップ化が、三上のゴールに大いに影響していたと感じる。
全体の粘り強い守り、GK小澤の好守連発、吉村の神クリアと、
支配されている試合でワンチャンスをモノにして勝つための条件は揃っていて、
それを見事に勝利に結びつけた。
遠路かけつけた長野サポが長々と抱き合う様子と、
その横で涙する幼い女の子がDAZNに映されていたけど、
そうなるのも納得の頑張りでした。
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