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讃岐 2−1 藤枝
J3/第8節
(19/05/05:Pikara)
DAZN
讃岐スタメン
________重松________
森川___永田____池谷___中村
________佐々木_______
市村_____ペ__竹内____柳田
________清水________
藤枝スタメン
________森島________
________大迫________
安藤__谷澤______水野_鈴木準
________松岡________
____秋山__秋本__川島____
________杉本________
トランジションと球際の強度、そこからの縦に速い攻撃で藤枝が前半を支配するも、
讃岐が後半開始直後に立て続けの2得点でリードを奪うことに成功。
以降はサイドを使いながら押し込む藤枝を讃岐が凌ぐ展開に。
終了間際の1失点を喫するも、ホームの讃岐が逃げ切って90分を終えた。
讃岐。
前半は藤枝の強度の前に攻撃面でいいとこなし。
五分のボールはすべて相手のものとなり、何とか守っても攻撃に転じられず、
終盤に長いボールでサイド奥を突こうかという狙いがわずかに表現出来たのみ。
それでも、それほど大きなピンチを招かずにしのげていのは良かった。
また、後半開始直後の2得点からしばらくはボールを動かして時計を進めることも出来ており、
ゲームコントロールという部分で成長を感じた。
森川、市村がアクシデントでの交代を余儀なくされた中、
ピッチ内が10人になる時間を作らなかったベンチワークと
それに応えた選手たちも評価したい。
前半のうちにトランジションや球際が改善出来れば…とも思うが、
相手の出来が素晴らしい時には割り切りも必要か。
ただ、割り切るならもう少し速い段階でサイド奥へ蹴る選択が出来てもいいと思う。
個人に触れると、重松と池谷は素晴らしかった。
得点はもちろんなんだけど、
選手交代で並びを変える中にあって
スタートからの出場でありながら、
終盤は運動量が要求されるSHで守備に貢献した点を、
個人的にはピックアップしたい。
逆に、良くなかったのは中村と荒堀。
中村は、チーム全体が藤枝の当たりの強さにやられていた前半にあって、
特に弱さが目立っていた。
ここはシーズンが深まると共に向上させて行って欲しいところ。
スピードやドリブルを活かす前に潰されていては話にならないからね。
最低限の、当たりの強さを手に入れて欲しい。
荒堀は、上手く試合に入れなかった感じ。
自分の前に入る重松に余力があるわけではなかったので、
守備でも、奪ってからの展開でも難しい部分があったとは思うけど…。
アーク内で藤枝にFKを与えたハンドリングは言わずもがな。
(あれ、ボックス内だった、つまりはPKだったように見えたけど……)
藤枝。
フォーメーション表記を5列で行ったように、面白い並びのチームだった。
5−3−1−1に変化して後ろを堅くした守備から、
スタメン表記のような形になっての縦に速い攻撃を披露。
この形でのネガトラも強烈で、
松岡、谷澤、水野、大迫で作るひし形はピッチ中央でかなりの強度があった。
3バックの3人は全員が長いボールも蹴れる選手で、
隙あらば森島ないし森島との駆け引きに気を取られるDFラインのウラへと走る大迫へフィード。
前半は本当に素晴らしかった。
一方で、後半はやはりガクンと落ちていた。
立ち上がりに讃岐が連続ゴールしたことでそうはならなかったけど、
スコアレスのまま60分を迎えていたら、
カウンターの打ち合いというオープンな試合展開が待っていたように思う。
そうなった時に、松岡1枚でフィルターになれるかと言うと、かなり怪しいのでは。
(松岡自身も前半のハイペースで疲弊しているからね)
ハッキリとドイス・ボランチにする(3−4−2−1のように後ろを3−4にする)という
選択肢を持っているのかわからないけど、
どこかでチームのテンポをコントロールする必要は出てくるでしょう。
2点リードの讃岐が構えたことを差し引いても、
運動量、強度がガクンと落ちつつもサイドへ運ぶ攻撃の形は見せられていたので、、
前半から遅攻も交えるのが現実的か。
今季ここまで5試合でクリーンシートということから考えると、
その辺は基本的には上手くコントロール出来ていて、
今日は「何か知らないけど行ってしまった」ということなのかしら。
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