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日本 0−0 トリニダード・トバゴ
国際親善試合
(19/06/05:豊田(日本))
フジ



日本スタメン

________大迫勇_______
____中島______堂安____
長友____柴崎__守田____酒井
____畠中__昌子__富安____
______シュミット_______


61:守田→小林祐/62:酒井→室屋/71:中島→南野、堂安→伊東/79:長友→原口


基本的には日本がボールを握り、
トリニダード・トバゴが時折カウンターを仕掛けるという90分。
日本はそれなりに個の力を示し、
トリニダード・トバゴはヘタりながらも頑張り抜いた。
GKフィリップは文句なしのMOMでしょう。



日本。
森保体制のA代表で初の3バックを導入も、
それにより得られるメリットはほぼほぼ発露させられず。
前半の中島翔哉Showを始め、崩した場面は個の力に依存しており、
それも相手がヘタり、親善試合特有の交代枠によるガチャガチャが相まった中でのもの。
再現性の乏しさは相変わらずでした。
アジア大会を経るなど、もう「生まれたて」ではないのだから、
「柴崎がバイタル手前で前向いて持ったらこう動く」とか、
「大迫に楔を入れるタイミングでは2列目は大迫に近づいておこう」とか、
そういったものを見せて欲しい。
唯一見えていたのは、
「中島が縦への仕掛けから切り返して逆足クロスを入れる時は必ずファーポスト」。

守備面では、最初は酒井が柔軟な位置取りで後ろを4枚にして上手く守れていたのに、
(たぶん指示があって)前半半ばからハッキリと引いた5−2−2−1になってしまい、
相手の左SBを誰が見るのかが曖昧に。
トリニダード・トバゴがしっかりとした組み立てのあるチームだったら、
ガンガン突かれてたんじゃないかな。
全般的にどこでボールを奪うのかというのもハッキリしなかったし、
ちょっとなぁ……。




トリニダード・トバゴ。
ヘタってしまうまでは日本の出方と時間帯で守り方を変えていて、
これが日本の攻撃をサイドからに限定させていたと思う。
4−1−3−2、4−3のブロックに3枚が前に残る、5−4−1等。
奪ったらサイドに開いた快速FWを走らせる。
…全般、パスが雑だったりポジショニングが悪かったりしてたので、
対日本という点も含め、いちばん確率の高い方法だろうね。
それをしっかりやろうとしてたのはいいことだと思う。

ただ、今月半ばに始まるゴールドカップで何かを起こせそうかというと、
それはとても難しいでしょう…。




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