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群馬 3−1 讃岐
J3/第13節
(19/06/23:正田)
DAZN



群馬スタメン

________高澤________
岡田______加藤_____青木翔
______佐藤__ジャスティン__
光永____渡辺__船津___吉田将
________吉田舜_______



讃岐スタメン

________重松________
西___佐々木____林____市村
________永田________
荒堀____麻田__竹内____柳田
________清水________



攻守によく組織された群馬。
出足も鋭くこぼれ球の回収で勝り、あるいはファウルを受けていた。
一方の讃岐はビルドアップを封じられて機能不全に陥ると、
次の一手が無く終盤のパワープレイに頼るのみという寂しい内容。




群馬。
高澤でDFラインを止めておいて2列目がロングボールを引き出す形、
サイドでのワンツー、加藤や高澤のHS受けなど、
「どの選手が」「どう動いたら」「どういうボールを出す」かが
非常によく整理されていて、
選手がボールを持って次のプレイを迷う場面が殆ど無かった。
選択したプレイを実行出来る技術も伴っている。

普段の試合を観ていないので讃岐対策なのかはわからないのだけど、
加藤が前に出ての4−4−2と青木翔が下がっての4−3−3の使い分けも
スムーズの一言。
攻守で可変するのはもはや一般的だけれど、
守備でもボールの位置と状況に応じてここまで綺麗に可変出来るのは、
日本ではなかなか無いんじゃないかな。
素晴らしかった。

文句なしに強いと思います。




讃岐。
群馬の攻撃が良かったので、前半、守勢に回ったことは仕方ないと思う。
出来ればスコアレスで折り返したかったけど、
こちらはビルドアップもままならずに押し込まれていたので、
1失点もまぁギリギリ許容範囲かな、と、観ている自分を納得させることも出来た。
後半はやり方を変えて追いつき、逆転まで行こう、と。

〜15分後〜

前半、群馬の4−3−3守備にあれだけバタバタしていたのに、
何の対応策もなしに後半に入ったのは驚いたし、ちょっとショックだった。
こちらのビルドアップへの対策を相手が練ってきているのは、
もう何試合も前からのこと。
それに対するプランBが用意出来ていないというのは…。
ゴールキックを前方へと蹴らないのであれば
枚数の揃え方を変える(2や4にする)、
パス回しのパターンを決めておく、
左SBが荒堀から麻田になったのだから麻田にふわりとしたボールを蹴る、
等々あると思うんだよね…。



この2試合で大活躍の我那覇と、開幕からずっとスタメンの池谷がベンチ外。
そうせざるを得ない事情があってのことで、
2人に限らず怪我と思われる選手ばかりでやりくりが苦しいのはわかるけど、
上村監督自身が毎回コメントで口にしているように「チームのやり方」があるのなら、
それはメンバーに左右されずに最低限のレベルを維持出来ないといけない。
が、維持出来ていない。
同じくお決まりのフレーズに
「(試合の内容を)フィードバックしてTRしていきたい」というのもあるけれど、
「フィードバック出来ているのか」「そもそもきちんと分析が出来ているのか」が
疑わしく思えてしまう、ここ数試合である。

深刻。




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