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富山 1−2 讃岐
J3/第14節
(19/06/29:富山)
DAZN



富山スタメン

______高橋__才藤______
白石_____________佐々木
______花井__碓井______
前嶋____今瀬__谷奥____柳下
________榎本________



讃岐スタメン

________林_________
重松__佐々木____赤星____西
________永田________
麻田_____ペ__竹内____柳田
________清水________



長い時間を攻撃に割きながらゴールが遠かった富山と、
数少ない好機を効率良くモノにした讃岐。
試合全般は兎も角、互いに与PKとなったシーンはお粗末だった。
また、富山サポとしては失点に直接絡む判定に不満が残るものと思われる。




富山。
常に裏抜けを狙う2トップへのロングボール供給と、
サイド(特に左)の突破力、
碓井の正確な右足によるリスタート…。
バリエーションのある攻撃で押し込んでいて、
監督としてはやれること全部やれているという感じ。

強いて言えば、ポストプレイヤーがいれば中央にバリエーションが出来るし、
花井と碓井はもう少しサイドチェンジを意識してもいいかな…とは思うけれど、
まぁ、そういう選択肢を持たずとも強力な攻撃を持ったチームだと言える。

この試合に限って言えば、絶好の先制機であるPKがストップされてしまったことが
最後まで響いてしまったかな…。

守備面は、讃岐が讃岐だったのであまり伺えなかったのだけど、
中盤の強度は一定のレベルにあったし、
CBは高さと強さを備えていた。
ただ、両SBがイケイケであることと、
CBが前に強い2枚であることを鑑みると、
トランジションで上回られた時、
サイドからロングカウンターを受けた時にどうなのかな、という感じ。





讃岐。
ここ数試合で特に問題視されていたビルドアップに関しては、
これまで通り左サイド上げの3+1を基本にしつつも
相手の枚数に合わせて佐々木が加勢することで上手く回避出来ていた。
今日の問題はその先の部分、ハーフウェーを越えてから収まりどころが無かったことだった。
林への楔は出し手・受け手両面の問題で入らず、
赤星は周囲との連動でスペースを空けたりあるいは自分が使ったりして
チームとして前を向ける状態を作ろうとしていたが、
イマイチ噛み合わなかったり彼自身の技術の問題でさほど上手く行かず。
左HSで重松が上手く相手を背負う場面が何度かあったけど、
いかんせん回数が少なくて、
チームとして攻勢の時間帯を作ることが出来なかった。
今日の富山くらいの前線守備の強度であればいなせることはこれまでも示せていたので、
ようやく本来の宿題に取り掛かれるようになった…という感じかな。

守備に回った際には赤星を前に出しての4−4−2にシフト。
(ボール保持時も、基本的には佐々木が後方、赤星が前方への動きを意識していた)
前から追うところとしっかりセットするところの使い分けはまずまず良かったと思うんだけど、
セットした時にどう奪うのかという部分はハッキリしなかった。
奪えなくてもバックパス出させてやり直しに追い込めればいいんだけど、
富山の左サイド(前嶋、白石)が強力だったことを差し引いても、
赤星の守備には問題があったと思う。
コースを切ることなく近づいていくだけのシーンがかなり目についた。
彼自身が考えるか永田が声で動かすかすればいいと思うのだけど…。
結果として西が後手に回り、
そこで富山が得た余裕で柳田が不利に晒されていた。

最後まで自陣でのセット守備で苦しんだものの、
それを打開しようとベンチが早めに、
更には段階的に動いたことについては評価したい。
1)木島徹也の投入で赤星の位置に林を下げる
2)福家と鈴木の投入で常時4−4−2化、カウンターの可能性を相手に匂わせる
3)永田を最終ラインに下げての5−3−2化
4)木島徹也が左サイドに下がっての5−4−1化
こうして徐々に重心を後ろに傾けることで、
それぞれの段階で選手がどう振る舞うかをハッキリさせたし、
選手もそれに応えてみせたと思う。

フルタイム出場を続けていて間違いなく中心選手である、
佐々木を代えた判断も良かった。
佐々木は押し込んでいる時のインターセプトは飛躍的に向上したけど、
押し込まれてる時に強さを発揮してボールを奪い切る選手ではなく、
その点では鈴木の方が上だろうし、
何より、アンタッチャブルな存在ではなくなったという事実が、
佐々木に危機感を与えて更なる成長に繋がるんじゃないかと思う。

攻守両面でまだまだの内容だったのは間違いないけど、
「追いつかれてなお押されっ放し。
 絶対に逆転されないためにどうやって凌ぐんだ?」
という目の前の状況で投げかけられた問いに対しては
答えが出せたと言えるでしょう。



木島徹也。
殊勲の勝ち越しゴールに関しては、まぁ、ハンドリングだと思うけど、
ゴール抜きにも跳躍力や身体の強さ、シュートへの強引さというような
テツらしさが随所に見られて、
復帰初戦としては上々の内容だったと思う。
おかえり。
これから頼むわ。

鈴木。
今日は押し込まれに押し込まれていて
何かをアピールするのは叶わない状況だったけど、
ここで選択肢になれたことが第一歩だよね。
おかえり。
今、永田の調子も上がりきらないでいるし、
スタメンを奪う勢いで頑張ろう。

林。
個人的に、今日は彼に殊勲賞をあげたい。
1トップで先発、
高さのある相手CBを向こうにハイボールを収められることは殆どなかったけど
きちんと競り続けたし、
その後IH、DHとポジションが推移する中で
求められる仕事を最後まで遂行した。
ハイボールに競るのはパワーを使うわけで、
だからヘロヘロだったと思うんだけど、
それを感じさせずに。
ホントよく頑張ってくれた。
お疲れ様。
惜しかったのはロングカウンター。
ドリブルのコース取りが良くなかったねー…。
早く1点決めて大化けしよう!

清水。
PKストップが自分たちに勇気を、相手に落胆を与えたのは事実だけど、
そのPKに繋がるプレイを含めて3つの信じられないミスが出たのは気になる。
どうしたんだ…。
人間だし常に完璧であることは無理だけれど、
それでも清水レベルの選手ではしちゃいけないミスだったと思う。
PKストップの他に1つあったビッグセーブのように、
「いつものカミケン」でお願いします!





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