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F東京U-23 1−1 讃岐
J3/第17節
(19/07/20:西が丘)
DAZN



F東京U-23スタメン

______矢島__原_______
宮崎___________ユ・インス
______安部__品田______
岡_____木村__丹羽____中村
_______波多野________



讃岐スタメン

________木島徹_______
西____佐々木___池谷___渡辺
________鈴木________
高木____麻田__竹内____柳田
________清水________




前4枚の迫力ある攻撃が90分続いたF東京U-23と、
後半、守備で試合をコントロールしていたかのように見えた讃岐。
疑問の声が上がるであろう判定も。



F東京U-23。
ハーフウェー付近での短いパス交換でタイミングを図り、
DFライン裏へと放り込んでくる攻撃は迫力抜群。
高さのある2トップは共に一定以上のモビリティも備えており、
左右のSHはキレのあるドリブルから中央へ進出、フィニッシュを狙っていた。
後半は、ある時間帯までは後ろに重心が掛かった讃岐の5−4−1守備に対して
手詰まり感があったものの、。
割り切って高さ勝負を仕掛ける放り込みを開始してからはそれを払拭。
総じて、攻撃の意図はチームとして共有されていた。

一方で、守備では危うさを感じる点が2つ。
まず、自分たちがボールを持って押し込もうとしている時に、
CBがかなりボールサイドまで開いて行って、
ボール回しが詰まった時の逃げ口になっていたんだけど、
この時に、(申し訳程度に安部が下がってはいるものの)中央がスカスカになっていて、
ひとつ引っ掛けられると、即、中央をカウンターで使われるであろう状態だった。
(残念ながら讃岐はあまり引っ掛けられなかったし、引っ掛けても使えなかったのだが)
もうひとつは、単純に、安部と品田の守備力。
相手にゴリゴリ来られたら、ファウルが嵩むか疲弊するかしてしまうと思われる。





讃岐。
ここ数試合ですっかり狙われていたビルドアップは今日も狙われていたが、
いつもの3+1をベースにしながら
シーズン序盤を思い出したようにロングボールを交えることで目先を変えていた。
相手の様子を見ながら、こうした使い分けをするのが良策だと思う。

特に後半は、後方に重心がかかったことでアタッキングサードでの崩しは回数が限られたが、
高木と西での左サイドの押し込みや、
渡辺が右サイドで抜け出す場面が見られたのは良かった。

この日は何と言っても鈴木だと思う。
4−1−4−1のアンカーでスタートして、
ボールの位置と相手の動きを見てDFラインに落ちて5バックを形成。
高さのある相手2トップを見張る竹内、麻田のカバーをこなして
守備の安定に貢献していた。
この働きを上村体制でこなしていた選手はおらず、
役割を授けた上村監督も、それに応えた鈴木も評価すべきであろう。
ビルドアップでも大きな問題はなかったし、
鈴木はスタメン定着へ強烈にアピール出来たと言える。

そういう「新風」があったからこそ、
勝ち切って、後に振り返った時に「あの試合で流れが変わった」というものにしたかった…。

後半、守備で試合をコントロール出来ていたと思うんだけど
(凄くいい時の北野サッカーのようであった)
竹内の負傷交代が契機となったか、
単純に疲労の問題なのか、
割り切って放り込んで来た相手を跳ね返すチカラが次第に弱まり、
同点弾を浴びた後に反撃する余力は無かった。

よく守れていたと思うのでただただ残念だな、という感想なんだけど、
試合直後の上村監督の「放り込ませ過ぎてしまった」という言葉を加味すれば、
早めに木島徹を下げて前からの圧力を強めるとか、
西や渡辺を森川に代えて広範囲に圧力をかけていくとか、
やり方はあったのかも知れない。


鈴木。
とても良かった。
チームの中での役割もそうだし、
声で周りを動かす場面が何度もDAZNに抜かれていた。
讃岐の選手でこれが抜かれる選手って、実は殆どいない。
(していないってことはないのだろうけれど)
(守備のリスタート時に清水や竹内はよく抜かれてるけど、その殆どは周りを鼓舞するものである)
コーチング、大事。

麻田。
前半、右HSでスピードに乗ったドリブルを仕掛けてきたユ・インスに対する守り方が酷かった。
何で中央側をぶち抜かれてしまうんだ…。
この場面、最終的には竹内が左足でシュートブロックしていて、
負傷交代の遠因になってるんじゃないかと思っている。

柳田。
前節は休養だったのかな。
すぐに戻って来てくれて良かった。

高木。
相手2トップの片方がクロスに対してファーに流れてきた時に、
身長差で苦しんでいたけれど、
それ以外は及第点でしょう。
西とのコンビで左サイド高い位置でのキープは助かった。
交代時にやや顔をしかめていたように見えたけど、
大丈夫、だよ、ね…?

池谷。
先制ゴールは素っ晴らしかった!
疑惑の判定を呼んだスライディングは良くなかった。
パスが自分の後方に入ってしまい慌てたのはわかるけど、
スライディングでバックパスしなければならないほど、
相手選手(ユ・インス)の寄せは早くなかった。
落ち着いて、滑らずにキープ出来た場面だよ。

渡辺。
トラップをもっと向上させよう。
そうすれば、周囲のお膳立てを受けなくても自分で仕掛けられる場面が増える。

上村監督。
勝ち点3を得ることは出来なかったけど、
ビルドアップへのこだわりを一旦脇に置いて、
且つ、メンバーを変えた中で、
悪くない試合だったと思う。
思い描いてるような攻撃サッカーではないと思うけど、
このやり方を、少し我慢して続けるのが良いのではないでしょうか。
(TRでビルドアップを磨き続けるのは忘れずに)




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