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讃岐 1−2 沼津
J3/第18節
(19/07/27:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

________木島徹_______
西____佐々木___池谷___渡辺
________鈴木________
高木____麻田__永田____柳田
________清水________



沼津スタメン

______坂本__染谷______
山田______________佐藤
______谷口__普光院_____
藤原拓___藤嵜__徳武____尾崎
________牲川________




ボールを握って押し込んでからの攻撃を見せる讃岐と、
トランジションとサイドでの人数をかけた攻撃を見せる沼津。
残り15分、如実に現れた走力の差が試合を分けた。



讃岐。
前節、アクシデントで自ら交代を申し出た竹内のポジションに永田が入った。
永田はカバーリングに冴えを見せ、無論ビルドアップも滞りなく、
チーム全体で上村サッカーを表現出来ていたと思う。

後半、ポジトラの際にドリブルでボールを運ぼうとして、
引っ掛かって、
ネガトラを強いられて…という流れの中で
消耗が加速してしまった。

75分以降、
サイドでボールを持った選手へサポートに走る沼津の選手たちに対し、
讃岐は人数を揃えることが出来ずにどんどんと崩された。
中央で何とか跳ね返してもセカンドボールへの一歩が出ず、
大きく蹴り出してみても全体を押し上げられず…。

こういう状況になったのも、
1失点目の、きちんとゴールキックに出来なかったこと、
同点にしてからの流れで逆転に至れなかったことが原因だよね…。

この試合に限らず、「細部をやりきる」「流れを掴む」ことが、
勝つためには必要となる。
強いチームはこれが出来る。
頑張ろう。

ところで。
試合を通じて気になっていたのは、
沼津のガツガツとした当たりに対応出来なかったこと。
当たられてボールをコントロール出来なくなって奪われたり、
転がされたり、時には笛に助けを求めてみたりしていた。
沼津がガツガツ来るのは前回の対戦でわかっていたことだし、
主審の笛の傾向は始まって20分もすればわかること。
それを踏まえた上で、自分たちがどう振る舞うのかが大事だよ。
この対応が出来てさえいれば、
消耗するような試合展開にせずに、
自分たちがボールを握って主導権を握り続けられたんじゃないかな。
同点にしてから暫くの時間帯のように。




沼津。
前回対戦時に感じた走力と前への強さはそのままに、
チーム随一のテクニシャンである染谷を前に置いて活かすための工夫がなされていた。
体格の良い坂本へのロングボールや、
(坂本はそれを受ける位置の高低も工夫していた)
右サイドでのひし形構築によるパス回しがそれである。

それでも、染谷以外の選手の技術的な問題で
彼が絡まずに好機になるのはポジトラで勢いよく前へ出た時に限られていたけど、
チームとしては着実に向上してると言えるのではないか。

1トップの讃岐相手だからそうしたのか、
自分たちのやり方として取り組んでるのかわからないけど、
CBを開いてSBを押し出し、DHの助けを得ながらHSでのボール前進も機能していて、
ビルドアップの面でも、前回対戦時よりかなり良くなっていたように思う。





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