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C大阪U-23 1−0 讃岐
J3/第19節
(19/08/03:ヤンマー)
DAZN



C大阪U-23スタメン

______山田__澤上______
中島______________斧澤
______西本__松本______
船木____西尾__村田____野村
________茂木________



讃岐スタメン

________木島徹_______
西_____森川__池谷____渡辺
________佐々木_______
高木____武田__永田____柳田
________清水________




前4枚の個の力、左サイドの連携が強力だったC大阪U-23と、
押し込むまでは行くがこじ開けることの出来なかった讃岐。
展開としては五分に近い前半、讃岐が押した後半となったが…。



C大阪U-23。
2トップの片方が永田へ圧力を掛けながら、もう片方とDHで佐々木へのボールをケア。
…とはいえ、SHの連携はそこまで綿密ではなく、
讃岐のビルドアップを阻害出来ていたとは言い難いか。
ただし、讃岐各選手のトラップが乱れた時、パスがズレた時の寄せは速く、
試合直後の大熊監督が「執着心を見せてくれた」と口にしたのは頷ける動きだった。

後方から多少アバウトに蹴っても前4枚(交代で投入された安藤も含めた5選手)の
ボールを収める能力が高く、
上がってきた船木に、中島と2トップの片方が加勢する左サイドも強力。
前回対戦時はボールを握ってから攻撃をしたいチームのように感じたけれど、
今日のメンバーであれば「前4枚頼み」で正解だと思う。
また、前回対戦時はあまり感じなかったギラギラしたものを、
澤上、山田、中島に強く感じた。

MOMは中島でしょう。
左サイドから前への意欲があり、だけど周りを使う冷静さもあって、
DHに下がってからは良い読みでセカンドを回収していた。




讃岐。
ベンチ外が続くペ・スヨンに続き前節フル出場の麻田もベンチ外という事態。
本職は右SBの武田、本職はDHの永田というCBコンビで臨むことになったが、
2人は及第点の働きを見せていたと思う。
武田については特にビルドアップ面での不安を感じていたけど、
(もちろん「麻田であれば…」というような場面は多々あったものの)
大きなポカは清水との呼吸が合わずに相手のCKにしてしまった1度だけで、
持てるものは出してくれたと言える。

そして、そういう状況にも関わらず、
アタッキングサードまでは比較的よくボールを運べていた。
特に、佐々木がケアされる中で柳田が起点となれていたのは良かった。
対角線のフィードで左サイドの高木に合わせる、
同サイドでウラに蹴って渡辺を走らせるボールについては、
もっと増やしてもらいたいね。
(渡辺に対しては「足元でばかり欲しがらず駆け引きから裏抜けしてスピードを活かせ」と、
 柳田が主導権を持って渡辺を動かして欲しい)

そういう、「やれることはやった」という感覚はありつつ、
だけど、やっぱり細かな部分で
パスがズレたり、トラップが大きくなったり、意図が合わなかったりで、
好機の数、決定機の数をを自分たちで減らしてしまっていた。
(この試合の直後に横浜FM−清水の試合を観たんだけど、
 讃岐の選手の横浜FMの選手の技術があれば…と思ってしまった(苦笑))

うーん、どうすれば流れを変えられるんだろうねえ…。
昇格のためには、
残り試合を「大型連勝+引き分けの負けなし街道」ではなくて
「全勝」が必要になってきてるよ…。




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