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鳥栖 2−1 仙台
J1/第25節
(19/08/31:駅前)
DAZN



鳥栖スタメン

____クエンカ__金崎______
金森_______________安
______松岡__原川______
三丸___高橋秀__高橋祐___金井
________高丘________



仙台スタメン

______長沢__石原直_____
ジャーメイン__________道渕
______松下__富田______
永戸___平岡_シマオ・マテ_蜂須賀
______スウォビィク______



残留を争う6ptマッチ。
前半は仙台がボールの動かし方、人動き方に勝り優勢に試合を進めるも、
後半は鳥栖が2段階のブーストをかけて攻め倒しての逆転勝利。
直上である仙台との勝ち点差を4から1へと詰めた。



鳥栖。
前半は金森、安、クエンカがキレのあるドリブルを見せこそするものの、
左肩上がりにしている三丸をさほど活かせなかったり、
DHが前に絡めなかったりと散発的な攻撃に終始。
また、仙台のボックス幅に4枚を置く攻撃に対しても
有効な守り方が出来ずに、ビハインドでの折り返しも首肯しかない内容だった。

後半。
6ptマッチで、下位で、ビハインドというシチュエーションに、
金監督が小野、豊田と2段階のブーストをかけて攻め達磨に転じると、
選手がこれに応えてみせる。
自身の投入で4−1−4−1にシフトした中で
攻守に幅広く動き、アンカーの原川を助けながらチャンスメイクを続ける小野。
豊田は、自身の目に見えての活躍こそ無かったが、
中央で存在感を示すことで左右に流れる金崎へのマークを弱めた。

仙台が中央圧縮の守備になっていく中で三丸、クエンカで左サイドの崩しも出て
金監督の狙い通りの逆転劇だったのでは。

いやー、後半は本当にアツいものを見せてくれました。




仙台。
前半は省エネ且つ良好な45分だった。
両SHがHSに入りボックス幅にFW+SHの4人を置くことで
鳥栖の守備陣を中央に密集させてしまう。
そうしてから、SBとDHのパス交換からタイミングを伺っての崩し。
道渕のポジショニングた松下の左足は冴えていたと思う。
カウンターのシチュエーションでは「左SH」ジャーメインを有効活用。
彼をあのポジションで起用することのメリットを、
最大値と言っていいレベルで見せていたと思う。

後半も、鳥栖の小野ブーストに対しては慌てず騒がず何も変えず、
「最後は中央にボールが来るからそこで跳ね返せばOK」という対応を選択。
実際に跳ね返せていたのだけど、
ちょっとその時間帯が長過ぎたかな…。
その後、豊田ブーストを受ける頃にはボールホルダーへの出足も鈍くなっていた。
中盤の運動量及び守備強度担保とカウンターを意識した交代策は妥当なものだったけど、
ピッチ内の選手はカウンターにまで意識を持っていける状況ではなくなっていたように思う。
豊田に対して人を当てる3(5)バックという考えもあったとは思うが…。
(ハモン・ロペス入れてカウンター一本で行くなら長沢アウトしてDFを、と思うが
 セットプレイ対策で長沢は残しておきたかったのだろうな、とも思う)

結果としては後半の45分、すっかり鳥栖に飲み込まれてしまった。
これがユアスタだったらこうはならなかったのかな…。
あとは、0−2に出来ていれば…ということか。
そのチャンスが無かったわけではないもんね。





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