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タジキスタン 0−3 日本
W杯アジア2次予選(3)
(19/10/15:リパブカン セントラル スタジアム(タジキスタン))
テレ朝



日本スタメン

________鎌田________
中島______南野______堂安
______柴崎__橋本______
長友____吉田__植田____酒井
________権田________


64:中島→浅野/80:鎌田→永井/87:南野→久保建


ハードワークとショートパス、鋭いカウンターで
格上である日本に真っ向勝負を挑んだタジキスタン。
前半は好機の数で上回ってみせたが、
後半に消耗の色がが出始めると日本が決定力を発揮して勝利を手中にした。




日本。
タジキスタンのハードワークは評価すべきだけれど、
それにしても悪い失い方がちょっと多かったように感じる。
もう少し、それこそ無理をしないことを意識してサッカーが出来たんじゃないか。
奪われ方が悪いこともあってタジキスタンがスピードアップする縦パスも
けっこうな頻度で通されていたように思う。
権田が左手でストップしたビッグセーブが無くて先制されていたら……。

後半は中盤にスペースが出来たこともあって悪い奪われ方が減ったと共に、
鎌田、南野辺りが自ら高速ドリブルで持ち上がり好機に繋げる場面が増えたし、
横パスで相手にスライドを強いる中で不意にポンと縦パスを通せるようになった。
これらの事象は、状況を見てサッカーが出来ていたと言っていいんじゃないかな。

森保さんは浅野のSH起用も視野に入れてるのね。
あんまりそういう選手ではないと思うけど…。
浅野を左SHに入れてから攻撃が右に偏って浅野はフィニッシャー役…という感じでもなかったし、
普通にSHで縦のスピードを発揮しろという起用だよなぁ、あれ。
原口の他にもう一人欲しいということなんだろうけど。

権田がこの試合で相手に先制点を与えなかったというのは
今後のW杯予選において大きかったんじゃないかと感じてる。
川島が所属クラブで出場機会に乏しい中での「暫定守護神」から
「正守護神」に一歩近づいたぞ…という印象。




タジキスタン。
ボール保持時の4−1−2−3をベースに、
非保持時はボールの位置によって
4−3−2−1、4−3−3、4−4−2を使い分けながら
日本のボール保持に対して圧力をかけて行った前半は良かったと思う。
後半始まってすぐに消耗の色が出たことと、
前の3人が攻撃への意識を強めて戻りが遅くなったこととで
日本の中盤に自由を与えることになってしまったけど、
基本的なパス回しの技術もあったし、
10とか7は鋭いラストパスも出して来てたし、
まだまだ強くなりそう。
選手も総じて若いんだよねぇ。
グループ2位、十分行けそうな予感。





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