menufootballmatch



キルギス 0−2 日本
W杯アジア2次予選(4)
(19/11/14:ドレン・オムルザコフ・スタジアム(キルギス))
TBS



日本スタメン

________永井________
原口______南野______伊東
______遠藤__柴崎______
長友____吉田__植田____酒井
________権田________


78:遠藤→山口、伊東→中島/87:永井→鈴木


攻守に良く組織された上にハードワークを貫いたキルギス。
劣悪なピッチも相まって日本は苦しんだが、
地力で上回っていることを局面で見せつけて勝利を手にした。




日本。
メンバー的にもピッチコンディション的にも、
何より相手の組織された守備により、
ショートパス主体のコンビネーションはなかなか発揮出来なかった。
もう少し相手を引き込んでからの中長距離パスが見られても良かったとは思うが、
中央でのパス交換を減らして
リスクを管理しながら戦えていたと思う。

個人ではネガトラの場面の柴崎、
この二次予選で守護神としての空気を纏いつつある権田のビッグセーブ、
よくボールを受け、流れるボールを追って先制のPKを獲得し、決めてみせた南野を、
大きく評価したい。

危ない場面を何度か作られたけれど、素直に相手を褒めるべきだと思う。

アウェイの地、劣悪なピッチで無失点の勝点3。
十分な結果でしょう。




キルギス。
基本的なフォーメーション(下図)から……

________CF________
___OH___OH____OH__
WB______DH______WB
____CB__CB__CB____
________GK________

……OHとWBが柔軟に列を移動しながらの組織的な守備が見事だった。

簡単に引いて5−4−1化することをせず、
WBはなるべく高い位置をキープして日本のSHを牽制。
OHの1枚は前に出てCFと共に日本のCBを見張りつつ、
残る2枚のOHで日本のDHを監視。
こうして日本のビルドアップを阻害しながら、
ミドルサードを突破されそうになると、しっかりと5−4−1化して
後方に人数を揃えていた。

奪ってからのカウンターもチーム全体できちんと動きを共有出来ていて、
ボールを運ぶ選手の両脇にしっかりと選手が走り、斜め前へのパスコースを確保。
速度を落とさずにアタッキングサードまで持ち込むことに度々成功していた。

そういった組織の中に……
左足のフィードに優れた左CBの2(受け手は右WBの6で長友を狙っていた)、
ギャップに潜り込む動きと小回りの利くドリブルの8、
キープして味方の上がりを待つこともボックス付近で仕掛けることも出来るCFの10、
堅実なパス回しで落ち着きを与えたDHの9
……といった個が上手く組み込まれていて、
本当にグッドチームだと感じた。

もし自分がキルギス人で自国代表サポだったら
「格上の日本を相手に残念ながら妥当な結果になってしまったけれど、
 俺たちはきちんと準備をして、最後までしっかり戦い、良い内容を見せた。
 やれることをやりきった、誇れる試合だった」
などと思うだろう。




menufootballmatch