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【U-22】日本 0−2 コロンビア
国際親善試合
(19/11/17:エディオン(日本))
フジ



日本スタメン

________上田________
_____久保____堂安_____
菅_____中山__田中駿___菅原
____板倉__立田__岩田____
________大迫________

※交代は後ほど



前線〜中盤が流動的ながら穴を開けないコロンビアと、
最後尾〜中盤での閉塞感が強かった日本。
局面での強さも概ねコロンビアが上回っており、
妥当な結果となった。




日本。
東京五輪に向けて立ち上がったU-21(現U-22)を観るのは初めてになるんだけど、
・ラージグループを形成しながら
・横内監督代行のもとで
この1年を過ごしたとはいえ、
ベースとなる3−4−2−1で試合に入ってこの内容というのは
寂しいと言わざるを得ない。

「3+2」のビルドアップは人数を揃えて当たられてから何の工夫もなく、
加えて個々が自分に当たってくる選手の圧力に屈してしまう。
FPは7と3に分断されてしまった。
久保と堂安は息のあったところを見せていたけれど、
速攻で相手が戻れてないわけでもなく、
広大なスペースがあるわけでもない状態で、
「2人でどうにかしろ」は酷でしょう。

2人に入った時にWBが殆ど上がれなかったのは何だったんだろう。
久保と堂安のアドリブに終始していて
こういう形になったら上がっていくみたいな約束事が無いということなのかな。
選手が入れ替わっても簡単な約束事くらいは、
1年も活動していれば出来てるものだと思うのだけど…。

5−4−1化する守備も、
その形を堅持しようとするのに精一杯で、
流動的だったコロンビアの並びに応じた守りが出来たとは言い難く、
「4」は殆ど機能してなかったと言っていい。

課題しかない90分となってしまった。




コロンビア。
4バックは決まっていて、あえて1つこれだとするなら4−3−3かな。
柔軟に形を変えていく感じで掴みどころがなかった。
並びが定まらないのに守備で穴が開くことが無いのは見事だったけど、
これ、ボールホルダーに対して対面する選手が確実に守りきれること前提だよね。
そこにひとつの危うさがあるような気はする。

両サイドを上げての2−4−4(前線の4はボックス幅)だったり、 アンカーを落としての3−4−3だったりでボールを前進させて、
前線の選手のスピードを活かした攻撃。
サイド深くまで行ってのクロスはあまり無くて、
ボールを持った選手が誰であれ、持った場所がどこであれ、
前を向けているならドリブルで鋭く仕掛けるのが基本で、
その次にショートパスという選択肢だったように思う。

どの選手も勤勉に最後まで走っていて、
まー、ありがたい相手だった。





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