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横浜FM 3−0 F東京
j1/第34節
(19/12/07:日産)
NHK総合



横浜FMスタメン

マテウス____エリキ_____仲川
____マルコス・ジュニオール___
______和田__喜田______
ティーラトン_畠中_マルチンス_松原
_________朴________



F東京スタメン

________永井________
ナ・サンホ___高萩_______東
_____橋本_アルトゥール・シルバ
小川____森重__渡辺_____オ
_________林________



逆転優勝への条件「4点差以上での勝利」に向けて
F東京が強度を持って試合に入るも、
横浜FMがそれを受け切り、突き放して堂々の勝利。



横浜FM。
ポゼッションと自在なポジショニングからの攻撃にばかり注目が集まるけど、
何だかんだで自陣ゴール前が堅いんだよね。
朴、ティーラトン、畠中に加えて、
クロスに対する逆サイドのSBの守備力。
そして相手のラストパスなりシュートなりをストップすると、
そこからのパスワーク。
F東京が前から追い回すも、しっかりといなしてみせた。

立ち上がりの15分をしっかりしのげたことで、
だいぶF東京の気持ちを(彼らの無意識下で)削げたのではないだろうか。

押し返せるようになってからは前線が鬼のネガトラを敢行。
いち早く自分たちのウラを狙いたい相手を阻害し、
攻守両面で優位に立てる密集を作り出し、
ペースを握った時間帯できっちりスコアまでしてみせた。

優勝への条件と相手のメンバー構成はもちろん影響しただろうけど、
結果に結びつけたのは強さの証明と言えるでしょう。
お見事でした。

久しぶりのDHだろうにまったく穴を開けなかった和田、
「歴史あるクラブの生え抜きの主将」としての自覚が十分な喜田のコメント、
期限付き移籍でチームを離れた選手のユニフォームを掲げて(着て)のセレモニー…。
これらも良かったねぇ。




F東京。
ディエゴ・オリヴェイラが負傷欠場、
永井も脱臼があって万全でないというのは痛かったけど、
攻撃の意思統一が出来ていなかったのと疑問の残る選手起用が見られたのは
ちょっと残念だった。
前者は、普段は3列目の高萩を2列目に起用したにも関わらず、
彼にボールが出た瞬間に追い越しをかけていく選手が居なかったこと。
高萩の2列目起用で横浜FMのDFラインのウラを取ろうというのであれば
彼からのワンタッチパスがその手段となるハズなのに、
それを引き出す選手が居なかった。
後者は、高萩の2列目起用及びアルトゥール・シルバのスタメン起用。
「前から奪いに行く」「高萩の2列目起用」であるならば
3列目にはシンプルに捌いて且つ前へと出ていける選手を置くべきだったのでは。
アルトゥール・シルバは持ってからも遅く、横浜FMの中盤守備に狙われてた節さえあり、
そして前線へと飛び出すことは無かった。
前提として高萩は3列目の方が良かったとは思うんだけど、
それこそ、東を3列目に置いて田川をSHでスタメン起用していた方が、
試合開始時に選んでいた戦い方には、マッチしたように思う。
また、後半には永井と田川にそれぞれ相手DFラインと駆け引きさせていたけど、
原を中央最前線に置いて相手DFラインの立ち位置をこちらで決めてしまい、
その後ろから永井や田川を飛び出させるテもあったんじゃないかな。
前半、永井が駆け引きして勝てなかったわけだし…。





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