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中国 1−2 日本
E−1決勝大会(1)
(19/12/10:釜山九徳(韓国))
フジ
日本スタメン
________上田________
_____森島____鈴木_____
遠藤____橋本__井手口___橋岡
___佐々木__三浦__畠中____
________中村________
72:鈴木→田川/84:橋岡→相馬
日本は左サイドのスムーズさ、中国は終盤の猛攻。
他には観るべきものが感じられない試合だった。
タイトルかかった大会の決勝ラウンドがこの内容というのは、
ちょっと大会の意義を考えちゃうなぁ…。
日本。
J1最終節から中2日で臨む初戦であること、
招集メンバーには制限がかかっていること、
五輪世代までを含めたラージグループのテストを手広くやっていること、
等々を加味して考えなければいけないとは思うんだけど、
それにしても、森保さんは何も授けないでやってるんだなぁ、それでいいのかなぁ…という印象。
自分で解決方法を積極的に見い出せる選手を選んでいって、
その選手同士の噛み合わせがイマイチだったらどうするんだろう?
日本の陣形や人選に関わらず中国の攻撃が低調だったので表面化しなかったけど、
遠藤はWB適正に乏しいと思うなぁ…。
武蔵のシャドー適性も乏しいと思う。
彼の、身体能力でどうにか出来ちゃうけどちょっと雑な部分が
シャドーで出てしまうと、
相手の鋭いカウンターに繋がりかねないと思うんだよねぇ…。
少なくとも、上田と同時起用をするなら、ポジションは逆でしょう…。
とりあえず橋本が落ちる形でビルドアップを始めようとしていたけど、
ボールの経路は用意されていなかったよね。
中国がしっかり前から守れるチームだったらあっぷあっぷしてたと思う。
上田、橋本、井手口、畠中は良さが出づらい組み合わせにされて気の毒だった。
唯一アピールになったのは森島かなと思う。
よくハブになれていた。
U-20でやっていたこともあって、遠藤との連携はスムーズだったし。
中国。
4−2−1−3がベースだったと思うんだけど、攻撃も守備もよくわからなかった。
ビルドアップはSB上げのDH1枚落としで最後尾3枚から始めようとはしていたけれど、
特別プレッシャーがかかってない場面でももう1枚降りてきたり、
SBの位置取りがヘンに低くなっていたり…。
5−4−1化して構える日本が追ってこないこともあって
試合開始からしばらくの間はロングボールを使えていたけれど、
日本に変化が無いのにロングボールを辞めてしまい、
意図が見えないまま最後尾で回すようになった結果として、
日本が5−4−1から5−2−3に変化して対応するようになり、
中国は「3」に対して苦しむようになっていた。
うーん…。
日本のビルドアップに対しても前から行くのか行かないのかハッキリせず、
時折降りていく橋本にトップ下がついて行ったりしてたんだけど、
これも法則性が感じられず、
どう守りたいのか(→どう奪いたいのか→どう攻めたいのか)が
全然わからなかった。
2DHはその場を守りたくて、トップ下は前に出て行きたくて…という場面も多くて、
特に後半は中盤がかなりスカスカだった。
(これを突けない日本……という話でもある)
何となくやってる感のサッカーの中で、
早めに長いボールがWGに入った時は雰囲気が少しあった。
日本が5バック化する前に早めにサイド奥を使うのは合理的だし、
どんどんやれば良かったと思うんだけど。
やー。
正直、日本以上に大概なチームだったと思う。
あと、17と8はプレーが荒くて勘弁してくれよという感じでした。
(11のカンフーキックは赤だよなー)
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