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広島 1−1 仙台
J1/第13節
(20/08/29:エディオン)
DAZN



広島スタメン

_______ペレイラ_______
____森島______ヴィエイラ_
柏_____川辺__ハイネル__茶島
___佐々木__荒木__野上____
________大迫________



仙台スタメン

石原______ゲデス_____真瀬
________関口________
______椎橋__浜崎______
蜂須賀___平岡__吉野_____柳
______スウォビィク______



上位を伺うには冴えない試合をしてしまった広島と、
後半に「お付き合い」してしまったことで逆転に至れなかった仙台。
どちらも今ひとつと言える内容だったように思う(2週連続このフレーズ締め)。



広島。
基本的にはいつもの広島。
5−4で守って、いなしながら前進してサイドに運んで…というサッカー。
その中で、
ポジショニングの難はありながら運動量と鋭い縦パスへの意欲が魅力のハイネルDH起用や
(川辺、青山、柴崎で回す同ポジションにおいて、
 青山と柴崎に運動量や対人守備強度は要求し難いので
 そこを期待出来そうなハイネルの配置転換は、長期的には良さそう)
(しかし、それなら何で松本を福岡に貸し出しちゃったんだ?とは思う)
ペレイラとヴィエイラが2人だけの関係で崩していこうとする形
…というところが、新たなアクセントか。
こういったものが出てこないと研究されておしまいなので、
良いことだとは思う。
で。
そういった新しいものを出そうということの一環なのかも知れないけど、
サイドに起用する選手の人選には疑問を感じた。
茶島と東は、WBで良さを発揮出来るとは思い難いけどなぁ…。
(茶島は、長時間押し込めるのであれば悪くはないけど)
単純にWB仕事出来る選手が獲れないからやむなくということなのかな?
もしそうなら、3−4−2−1に固執していることが間違いということになると思う。

この試合にフォーカスすると、
一週間空いての試合だったのにチーム全体が早々にヘタってしまったこと、
何故かヘタッてから5−4ブロック構築を捨てて
前から(しかも個々がバラバラに)奪いに行ったことが
とても残念だった。






仙台。
ふわっとした試合の入りで早々に失点したこと、
後半半ばから間延びした相手に付き合ってトランジション合戦してしまったことが
残念だった。
前半は、今年取り組んでいる、
サイドでの位置的優位と数的優位を同時に作るようなポジショニングからの
崩しがある程度出来ていて、
(ビルドアップに関しては広島が早々に撤退守備をしていたので判断保留)
あとはボックス内の質という感じだったんだけど…。
広島が、チーム全体で運動量が落ちるわヴィエイラがサボるわという中にあって
攻撃に性急になって肝心の精度が落ちてという悪循環にハマッてしまった。

怪我人が多数出ているようでやりくりに苦しんでいるようだけど、
(真瀬と浜崎は本職がSBの選手らしいですね)
今日の広島が相手であれば、勝って成功体験にしたかったよなぁ…。

柳。
仙台の試合を前回観た時(第7節の柏戦)も感じたけど、
今季のJ1での「発見」だと思う。

蜂須賀。
仙台の試合を前回観た時(第7節の柏戦)も感じたけど、
何年かJ1でやってる選手における「まだまだグッと伸びていけるんだな」賞だと思う。

椎橋。
2DHの一角ではなくアンカーとした方が力を発揮するタイプとみた。
2DHで使うなら、相方はCHタイプの前に積極的に飛び出す選手がいいと思う。

ゲデス。
適正はCFでなくセカンドトップだと思うけど、
柔らかいポストプレイは悪くなかった。
彼をCF起用するのであれば、
4−2−3−1ではなく4−3−3や3−4−2−1で
近くに2人置いてあげて、
且つ、うち1人はワンタッチパスに秀でた選手がいいと思う。
ゲデスの柔らかい落としからワンタッチでウラへ、
動き直したゲデスが抜け出してそれをシュートまで…みたいな。
(佐々木匠だーーーーっ!!という話)




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