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秋田 ５－０ 讃岐
Ｊ３／第25節
（20/11/03：ソユー）
DAZN
秋田スタメン
＿＿＿＿＿田中基＿＿齋藤＿＿＿＿＿＿
久富＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿沖野
＿＿＿＿＿＿山田＿＿江口＿＿＿＿＿＿
輪笠＿＿＿ホガン＿＿加賀＿＿＿＿鈴木
＿＿＿＿＿＿＿＿田中雄＿＿＿＿＿＿＿
讃岐スタメン
＿＿＿＿ブラウン＿＿栗田＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿池谷＿＿＿＿＿＿高木＿＿＿＿
森川＿＿＿＿＿＿岩本＿＿＿＿＿＿川﨑
＿＿＿＿西野＿＿竹内＿＿ホヨン＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿清水＿＿＿＿＿＿＿＿
THE PERFECT Ken Yoshida's SHOW.
前節を受けて次節に繋ぐまでの流れを含めて非の打ち所のなかった秋田と、
後方の選手が相手の圧力に怯えてしまった讃岐。
秋田。
前回対戦時（第10節）の印象は何だったのか。
自分たちが大鉈を振るった（３－３－２－２導入）ことでそのデキに注視するあまり、
彼らの強さを的確に把握することが出来なかったのかな…。
４－４－２で構えてボールサイドのSHが果敢に前に出る前線守備（SBが連動してかなり前まで出ていく）と
GKを含めて引いてからの強固な中央守備。
ロングボール中心で常に前を狙い、全体がサボらずサポートに走る攻撃。
それらを90分続ける体力、走力、集中力。。
吉田謙監督の素晴らしい仕事に敬意を払うしかないチームですね…。
齋藤の強さ速さ、チェックに出る久富の迫力、江口の右足の精度、田中雄のシュートストップ辺りが、
選手個人では特に目を引いた部分でした。
前節から４人スタメンを変更して、
適切な時間帯の交代でピッチ内の強度を保って、
きっちりクリーンシートで次節へ。
疲労の分散と良い雰囲気の構築という点でも完璧な試合ですよね。
讃岐。
「わかっていたハズのパターン」で、開始24秒の失点というのが、まず、しょうもない。
ボールホルダーに対する相手の圧力、受け手に対する寄せの速さというのは理解するけど、
それでもビルドアップの部分でどの選手も腰が引けてしまったのが悲しい。
６秒ルールで笛が吹かれたのは、Ｊリーグでどれくらいぶりのことなのだろうか、恥ずかしい。
前半を終えての０－４で、選手を休ませる選択もあったと思う。
経験を積ませるための清水→服部と、
疲労蓄積はもちろん来季も考えての竹内交代（４バックか３バックかは一考）、
連戦で出ずっぱりの森川、岩本、川﨑の疲労を考慮…。
HTで一気の５枚交代でもいいと思っていた。
でも、それをしなかった。
信じて送り出したスタメンを引っ張って自分たちのいちばんいいプレーを続けようとした。
で、あるならば。
２点くらいは返して欲しかったというのが本音。
実際には前半よりも好機の数が減り、その質も低かった。
相手が適時選手交代を行い強度を保っていたにしても、
この内容は寂しい。
終盤の選手交代も、川﨑をFWに出しての中村IH起用というのは
これまでの起用法を踏まえると腑に落ちない。
まだ中村のIH起用を諦めていないのであるなら、
彼はもっとベンチ入りしていていいと思うのだけど…。
それが出来ないコンディションだったのかな…。
まぁ、もう笑うしかないような負け方だったので、
出会い頭の交通事故くらいに捉えて、
次節、頑張りましょう。
もちろん、しっかりと反省はするんだけど、
切り替えて引きずらないようにしないと。
次、きちんと勝って、
あるいは勝てなくてもいい内容のサッカーをして、
後期と括られる第18節以降の内容がフロックでないことを
対外的にも、
自分たちの内面にも、
示してみせないと。
負けたり、良いものを見せられなくての引き分けだったりすると、
またズルズルと負けが込んでしまう可能性が出てくる。
もうそこからは卒業したハズだよね？
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