menu>football>match
柏 1−2 鳥栖
J1/第28節
(20/11/21:三協)
DAZN
柏スタメン
_______オルンガ_______
仲間_____江坂_クリスティアーノ
______大谷__三原______
古賀____山下__大南____北爪
_______スンギュ_______
鳥栖スタメン
____アウベス__林_______
小屋松_____________樋口
______原川__松岡______
中野_エドゥアルド_原_____森下
_______イルギュ_______
70分までは攻守に鳥栖が支配するも、
何とか試合を繋いだ柏がそこから猛追を見せて試合を盛り上げた。
柏が活動休止明け最初の試合で、その影響はゼロとは言わないまでも、
この試合展開は鳥栖の圧倒的な強度によるものと見るべきだろう。
柏。
鳥栖の素晴らしいハイプレスとGKイルギュのプレーエリアの広さにより
ビルドアップもロングボールも封じられて苦しんだ。
CBとDHに足元があるチームとは言い難いので、
その意味では鳥栖のようなチームとの相性は悪いと言えるけれど、
相手の速い寄せを逆手に取るようなボール運びのルートは用意しておきたかったかな…。
練習再開が18日ということで、そこまで手が回らなかったのだろうけど…。
コンディション面はそんなに悪くなかったと思う。
球際で遅れを取る場面が多かったけれど、
五分のボールに対する姿勢やチームとしてボールの動かし方を追い込まれた末の出来事が殆どだったし、
そもそもコンディションが悪ければ競り合うにも至れない。
相手の強度が落ちてきた70分辺りからは
途中投入の神谷が軸になってしっかりと盛り返せた事実もあるし、
この試合はシンプルに相手が素晴らしかったとみるべきでしょう。
外せないメンバーが陽性だったということもないようだし
(陽性だった選手は今日の試合にはおそらく絡めていないでしょう)
今日の鳥栖ほどの強度で前から来ることが出来るチームもそうそうないだろうから、
変に心配になることはないのでは、と思う。
鳥栖。
コンパクトな4−4−2で前線からの強度の高い守備。
ハイラインの裏に広がるスペースはGKパク・イルギュがJ随一のプレーエリアの広さでカバー。
攻撃ではどの選手も上手く相手の中間ポジションに入り、
そこへ小気味よくショートパスを繋いでいく形と、
機を見てのサイド奥へのフィードで相手DFラインのウラを取る形の使い分けが巧みで、
ベースとなる運動量、技術に、判断力とそれを促す共有事項が浸透していることがよくわかる。
相手GKがキム・スンギュでなければもっとラクに勝てていた試合で、
チーム全体で素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
これを支えているのが
(骨格として20代後半の原川、エドゥアルドが居て、
クロージングに大ベテランの豊田、梁が控えているということがありつつの)
ユース上がりの若手たちというのも、明るい未来が視えますね。
林がその器に成長するのか、
タイミングが噛み合ってそのレベルの選手が来るのか、
どちらになるのかはわかりませんけど、
2〜3年のうちに年間15ゴールしてくれるFWが現れてくれれば、
その年は優勝争いをしてもおかしくないのでは。
menu>football>match