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【U-24】日本 1−1 南アフリカ
東京五輪/GS(1)
(21/07/22:東京(日本))
NHK



日本スタメン

________林_________
三好______久保______堂安
______田中__遠藤______
中山____板倉__吉田____酒井
________谷_________



※交代はのぢほど



割り切って守備に軸足を置く南アフリカに対し、
ボールを握りあの手この手で仕掛ける日本が
首を傾げたくなる笛にストレスを抱えつつも、
きっちりと勝ち切ってみせた。



日本。
・左からのクロス、右のポケット侵入、中央でのパスワークとウラ取り…。
 ゴールこそ1に留まったが、多彩な攻撃を、どれも狙いをもって出せていたと思う。
・唯一気になったのは、中央でのパスワークが引っ掛かった時に時折ネガトラが遅かったこと。
 短く運ばれてから左右のWGを走らせるパスを出されていたのは危険だった。
・2列目にレフティートリオを揃えるのであれば、1トップは林で正解だね。






南アフリカ。
基本フォーメーションは3−4−3ダイヤモンドだと思われる。
そして、自分たちの状況を鑑みて5−4−1撤退守備を選択、
とにかくスローペースに持ち込んでやろうという意図が伺えた試合だった。

攻撃は1トップへのロングボールと、
日本のところでも書いた、中盤で引っ掛けた時のWGを走らせるパスの二択。
両WGとも快速アタッカーで、日本のSBをしばしば振り切ってクロスに至っていた。

普段どんなサッカーを志向してるのかはわからないけど、
この試合(特に前線の選手の特性)を観る限りでは、
勝点を得る確率がいちばん高い戦い方を採用し、
きちんと遂行出来ていた。

が。
過密日程ゆえ、第2戦、第3戦で大幅に状況が改善することは無いと思うので、
GS突破は難しいと思われる。






最後に。

「新型コロナウイルスの濃厚接触者であっても
 試合開始6時間前に行うPCR検査で陰性であればプレー出来る」
というレギュレーションは狂ってると思います。

この試合は、南アフリカの不戦敗とすべきだった。
試合が行われたこと自体に怒りを覚えています。
(南アフリカは選手19名で来日し、うち2名が新型コロナウイルスに感染。
 残る17名の選手たちは(すべてかどうかは不明ながら)濃厚接触者とされていた)
(また、試合観戦後に知ったのですが、
 試合当日に行われた南アフリカの選手たちのPCR検査の結果は
 非公表になっているとのこと。
 …信じられない)




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