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【U-24】日本 4−0 フランス
東京五輪/GS(3)
(21/07/28:横浜国際(日本))
フジテレビ



日本スタメン

________上田________
旗手______久保______堂安
______田中__遠藤______
中山____冨安__吉田____酒井
________谷_________



※交代はのぢほど



引き分けでも良い日本と、2点差以上での勝利が必要なフランス。
この条件が余裕、焦り、慎重さ等に繋がったのかはわからないが、
同じような試合の入りをした中で、前半のうちに日本が2点のリードを奪い試合を決めた。



日本。
・序盤はミドルサードでの圧力を避けて長めのボールを中心にしながらも、
 前線の動き出しと縦パスの質で相手を上回った。
 上田と田中は見事だったと思う。
・旗手と中山のコンビネーションは非常に良かった
・左SB旗手はやはりスクランブルでしかないと思うが、
 中山がイエローカードを1枚持っていることと
 次の対戦相手が(おそらく参加国の中では力が落ちる部類の)ニュージーランドということで
 この試合で試せたのは良かった。
(ニュージーランド相手であれば左SB旗手を90分でも何とかなるだろう…)
 町田との兼ね合いになるとは思うけど選択肢は多い方がいい。 ・とはいえ、この試合のベンチメンバーはどうだったのか。
 吉田、遠藤、田中、中山のうちどうやっても2人はフル出場しなければいけない構成だった。
・吉田、冨安、谷の仕事は素晴らしかった。
 相手CFのジャニクは手強かったと思うけど彼がゴールの匂いを漂わせられたのはFK含めて2回だけだったと思う。
 特に谷は、ボックス左脇からの強烈なFKを目の前でコース変えられたやつ、
 よく弾いてくれた。
 あれが決まって2−1になっていたら雰囲気が全然違ったハズ…。
・どの選手も、近い距離でパス交換しながらも逆サイドへボールを逃がす目と技術を発揮出来ていた。






フランス。
基本フォーメーションは4−3−3で、守備時は4−5−1。
日本のビルドアップには殆ど圧力をかけず、ハーフウェーラインに網を張っていた。
中盤の配球力と相手DHへの寄せ、
CBの対相手CFとの駆け引きの部分で日本に上回られていて、
それが前半に2点を先行された要因だと思う。

せっかく足元に収めたCFへのサポートの遅れや不足とか、
引いて組み立てに関与したCFと入れ替わりで出ていく選手の不在なんかも
散見されていた。

右WG14の左足や左WG18の速さ、IH12の突進力など
武器と言えるものを有してはいたけれど、
この試合ではこれらを日本のダメージに繋げることが出来なかった。

まぁ、先制されてしまったことがすべて、と言えるかもね…。




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