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川崎 1−0 清水
J1/第33節
(21/10/24:等々力)
DAZN



川崎スタメン

マルシーニョ_ダミアン_____家長
____旗手______脇坂____
________橘田________
登里____谷口__ジェジエウ_山根
_______ソンリョン______



清水スタメン

____サンタナ__藤本______
ジュニオ___________コロリ
____ホナウド__松岡______
片山____井林__ヴァウド___原
________権田________



川崎が川崎らしく試合を支配。
清水は外国籍選手のパワーで強引な盛り返しを図るも、
適切な交代策の前に阻まれてしまった。



川崎。
全体でボールを細かく動かしながら押し込み、
バイタルで機を見てはスピードアップ。
マルシーニョが左サイドで仕掛けたり
(彼を見るのは初めてだったけど、普通に川崎に馴染んでいた)
右ポケットに誰かしらが飛び出してみたり。
中央をワンタッチでこじ開けていく崩しは、今日は殆ど無かったな…。

どこかで相手守備陣に引っかかれば即時奪回。
ロングボールで逃げられても谷口ジェジエウでしっかり回収。

もう1−0のままでいいという時間帯に差し掛かれば
車屋と山村を順次投入して万全の逃げ切り。

うん。
強い(笑)
今季に関してはもう言うこと無いよね。

来季、または来々季辺りに、
小林と家長が(下手したら同時に)顕著に衰えてきた時にどうするかと、
大卒選手の流出をどこまでサイクルを速めて補えるか。
このチームの問題はこれでしょう。
これがどうにか出来る限りは、
鬼木監督のもと、現在のサッカーをベースに、強いチームで在り続けるのでは。






清水。
強い川崎の前に押し込まれるばかりで、
上手く奪えてもどういう経路で攻めていこうというのは見えて来なかった。

藤本がハブになろうとしてトップ下然とした動きをしたりしてたけど
そこに入れる余裕が後方の選手には無かったし、
ロングボールで逃げてみてもサンタナ一人で谷口ジェジエウの二人を相手にするのは
あまりに分が悪かったし、
コロリとジュニオは攻守両面でだいぶ「空気」だった。

アタッキングサード入り口まで上がって行けた時の原のクロス以外は
可能性を感じなかったなぁ…。

川崎が強かったというのを差し引いても、
まだ実験段階にあるというか、
ロティーナ監督のサッカーが浸透しきってないというか。

残り試合の対戦相手を見る限りでは、
何とか残留は出来そうだとは思うけど…。

正直、何かポジティブなことを語るのが難しい試合となってしまった。




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