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ベトナム 0−1 日本
W杯アジア最終予選(5)
(21/11/11:ミーディン国立(ベトナム))
DAZN



日本スタメン

南野______大迫______伊東
_____守田____田中_____
________遠藤________
長友____冨安__吉田____山根
________権田________



※交代はのぢほど



力関係から日本がボールを持つ時間は長かったが、
保持からの崩しという展開に乏しく、
時間を追うごとにカウンター合戦へとシフトして行った。
勝敗だけ見れば妥当ではあるが……という試合。



日本。
自陣守備時に5−3−2でセットする相手に対し、
守田が極端に左に張ることで起点となり、
そこからのコンビネーションで左サイドを崩したり
中央に入っていった南野が絡んで……みたいな展開になるかと思いきや、
相手の「3」を動かして疲弊させよう、穴を作ろうというような意図は
まったくと言っていいほど感じられなかった。

攻撃は「3」の外から何となく前進していくものと
カウンターとに終始。
後半立ち上がりの山根による右奥流し込みパス(伊東らが受ける)以外には
有効な崩し、狙いを持った動きは見られず。

選手交代も「オープンな展開上等」なもので、
左SBに入った中山が自身の特長を活かして「砲台」としていいボールを供給してはいたが、
チームとしてそれを使っていこうというような雰囲気は無く、
あくまで最後尾のボール回しで中山に入ったらこのボールが出るよ、という範囲でしかなかった。


「とりあえず勝った」
「伊東の速さは神」
以外に何かを語るのは難しくて虚しい90分となってしまった。


いくら直前にしか集まれないからってさ、
もう随分ほぼほぼ同じメンバーでやってるわけじゃないですか。

森保監督が選手に投げてるのはもうわかってるので、
こうなってくると選手たちにももう少しどうにかしようぜと言いたくなってくるよね…。
(いや、大前提として監督がどうにかしろよという話なんだけどさ)






ベトナム。
3−1−4−2を基本に、
日本が後方のパス回しでモタつくようなら前から襲いかかり、
自陣にセットする時は5−3−2に変化していた。

「4」に求められる運動量半端ないなと思いながら観てたんだけど、
選手交代を使いながらも、
個人の「やってやろう」みたいなキモチが
それを支えていた面があったと思う。

前線でギラギラしていた9と22。
正確な左足を持つ14と19。
左サイドで走り続けた7。
ベースとして全員が一定以上の足元もあり(ベトナムってそういうチームだよね)
もうちょっとボールを握ることを志向しても良いんじゃないかなー、と感じたけど、
日本相手だと一発狙いの方が効率がいいのかもな…。





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