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日本 1−1 ベトナム
W杯アジア最終予選(10)
(22/03/29:埼玉(日本))
DAZN



日本スタメン

三笘______上田______久保
_____旗手____原口_____
________柴崎________
中山____谷口__吉田____山根
________川島________



※交代はのぢほど



能力差から予想された通りに、
日本がボールを持って攻め込み、ベトナムが守るという構図で試合は推移。
色々見方はあると思うが、
個人的には、勇敢に戦い勝ち点1をもぎ取ったベトナムを称賛したい。



日本。
W杯の出場権を勝ち取ったあとの「消化試合」で、
スタメンはオーストラリア戦から9人を入れ替えた。
普段やっていないメンバーによる諸々のズレについては当然予想されたし、
実際に探りながらであることは見て取れた。
しかし、そんな中にあっても、失点してしまったこと以外は
さほどネガティブに感じる必要は無いな、という印象を覚えた。
特に中山と原口は、前半の半ば辺りから
攻撃がスムーズに回るための気遣いを感じさせてくれていて、
個人的には既にW杯メンバー当確の2人なんだけれど、
更に信頼感が増した。

ビハインドでなければ前半のメンバーをもっと引っ張ったと思うんだけど、
「消化試合ではあるけれどホームだし勝ちに行くよ」ということで
森保監督が順次レギュラーメンバーを投入していったこと、
遠藤がいないという都合はありつつも
本大会でも使うことを見据えてと思われる4−2−3−1にシフトしたことは
良かったと言える。
ベトナムの疲弊、
日本の強度増強及び連携の向上があったとはいえ、
明らかに前半よりも可能性のある形で押し込み続けることが出来た。

「崩し切る形が少ない」とか「決められなければ同じ」みたいな話もあるとは思うけど、
及第点を与えてもいいんじゃないかなぁ…。






ベトナム。
怪我とコロナでメンバー編成にだいぶ苦労していたとのことだけど、
3−4−2−1を基本に
ハーフウェーから守備を始める5−4−1ブロックをコンパクトに形成。
ベタ引きせずに日本のボール保持者に向かい続け、
特に前半は奪取後のいなし、繋ぎの部分でボールスキルを披露。
粘りの守備とワンチャンスをモノにした勝負強さで
ベトナムのサッカーファンからすれば相当に誇らしい戦いぶりだったのではないかと思う。

個人的には、右WBの13に敢闘賞を。
三笘の仕掛け、中山との交互の幅取りに対して試合終了まで寄せ続けた頑張りは、
チームが1失点で90分を終えたことへの貢献度大だと思う。
もちろん、日本のシュートの局面で身体を張った中央の選手たちの頑張りもあったけど、
「崩され切って身体を張る間も無く失点」にならなかったのは、
彼の頑張りが大きかっただろう、と。





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