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讃岐 １－１ 藤枝
Ｊ３／第23節
（22/09/04：Pikara）
DAZN
讃岐スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿松本孝＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿川﨑＿＿＿＿青戸＿＿＿＿＿
渡辺悠＿＿＿下川＿＿西本＿＿＿＿内田
＿＿＿＿伊従＿＿遠藤＿＿小松＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿渡辺健＿＿＿＿＿＿＿
藤枝スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿渡邉＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿横山＿＿＿＿杉田＿＿＿＿＿
榎本＿＿＿鈴木惇＿＿水野＿＿＿＿久保
＿＿＿鈴木翔＿＿川島＿＿小笠原＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿内山＿＿＿＿＿＿＿＿
全般、主語は藤枝にある試合だったが、
後半の怒涛の左サイド攻撃に対して讃岐も粘り強く対応。
藤枝としては痛恨の引き分けか。
讃岐。
CBの片方を上げた２＋１（ないし２＋２）を基本としながら
鈴木惇、水野の工夫で形を変えてくる藤枝のビルドアップに対して
前３枚を中心に上手く対応。
早い段階で先制に成功し守備開始位置を後方に下げたこともあって、
前半のうちは相手にボールを持たせている印象を抱くくらいに
よく守れていたと思う。
しかし、後半は左サイド攻撃を徹底する相手に対して
有効な守り方が出来ず、
コンビネーション、クロス、ウラ取り…と、
バリエーション豊かな攻撃を、
ただただボックス内で根性のブロックをするだけになってしまった。
力関係により守勢に回る時間が長くなるのは仕方ないと思うけど、
45分間ずっと左から（自分たちの右から）やられっ放しだったのは残念。
鈴木翔（神谷）をもっとケアする守り方が出来れば、
幾らか余裕を持てたんじゃないかと思うのだけど。
攻撃では、
前に人数をかけられなさそうな彼我の力関係、
最後尾から繋いでいく能力についてチームの持つ最大値を出せないメンバー構成、
相手のフォーメーション（３バック）
等を考慮して、
早目に相手３バックの外側にボールを流し込んでいくことをメインに。
これは良い選択だったと思う。
あとは、ボールの収め方、落とし方、押し上げの速さと質といった部分になってくる。
松本孝が収めて川﨑に落とす、
川﨑にボールが渡る瞬間には渡辺悠が川﨑の真横くらいまで猛ダッシュしていて、
川﨑はウラにボールを出して渡辺悠がこれをシュートなりクロスまで持ち込む。
あるいは川﨑にボールが渡る瞬間に
中央で西本なりが川﨑を追い越す準備が出来ている。
…目指すのはこういうのだと思う。
藤枝。
基本的にはCBの片方を上げての２＋１（ないしは２＋２）で
ビルドアップをしたかった様子だけど、
相手の守り方を見て鈴木惇、水野らが工夫を施し、
形を変えて前進することが出来るようになっていた。
CFに渡邉を獲得したものの、サイド攻撃が基本線なのは変わらないようで、
鈴木惇、水野でボールの逃し口を確保しながらも
人数を集めてのコンビネーションはやはり威力があるように思う。
後半の右サイドで２回あった、
ペナ角からポケットを取る選手と
それに相手選手が反応して真横にパスコースが出来るのを待ってから
アクションを起こす選手の
２つの選択肢を持った攻撃は
どちらに渡っても決定機に繋がるもので嫌だったな…。
讃岐のところでも書いたけど、
左サイドから殴ると決めた後半の、
左サイドのバリエーションと個々の質も見事だった。
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