menu＞football＞match
いわき ４－１ 讃岐
Ｊ３／第27節
（22/10/02：Ｊヴィレッジ）
DAZN
いわきスタメン
＿＿＿＿＿＿古川＿＿有田＿＿＿＿＿＿
山口＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿岩渕
＿＿＿＿＿＿山下＿＿宮本＿＿＿＿＿＿
江川＿＿＿＿遠藤＿＿家泉＿＿＿＿嵯峨
＿＿＿＿＿＿＿＿坂田＿＿＿＿＿＿＿＿
讃岐スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿松本孝＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿後藤＿＿＿＿川﨑＿＿＿＿＿
渡辺悠＿＿＿岩本＿＿西本＿＿＿＿溝渕
＿＿＿＿田尾＿＿遠藤＿＿長谷川＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿高橋＿＿＿＿＿＿＿＿
いわきの強烈な走力と圧力を何とか受け止めていた讃岐だったが
最終的には寄り切られ、決壊する結果となってしまった。
Ｊ３を呑み込まんとするいわきの迫力を改めて感じた90分。
いわき。
前線～中盤守備では鋭い寄せで、
自陣守備では縦横圧縮のコンパクトな４－４－２で、
ボールへ、讃岐ゴールに向けて強度を持った守備を披露。
奪ったらすかさず前へ展開、
中央を割れなければサイドと優先順位もハッキリしており、
前４枚のポジトラの速さ、
サイドに振った時にはもうSBも加勢してきている走力は
圧倒的だった。
SHは攻守に運動量が豊富で、
讃岐の３バックに合わせて前線～中盤守備ではボールサイドの選手は縦にスライドし、
攻撃の際には中央～逆サイドまでの出張も頻繁に行い、
数的優位の形成やこぼれ球の回収に果敢に参加していた。
中盤の底に構える山下はボールの逃げ口兼テンポの変更を行う役割で、
正確な左足で「下げさせたぞ、このまま追って奪ってカウンターだ」という讃岐の選手たちを
見事に空転させていた。
90分間落ちない強度、
スコアに関係なく走り切るんだというメンタルは見事の一言。
完敗です。
讃岐。
前回対戦時と同様に、まずはいわきと真っ向からやり合うことを選択。
その中で、いわきの圧縮守備で空くサイドのスペースを利用しながら攻めようという意図もあり
前後半それぞれの立ち上がりは五分と言って良い入りが出来たと思う。
が。
変わらぬ強度で繰り出し続けられるいわきの寄せ、速い攻めに徐々に押し込まれ、
先制点を許したあとは決壊してしまった。
１失点目以降は、何かを語るのはちょっと難しい。
長く勝てていないことに加えて
昇格を争う順位の相手に対してとはいえ続けての大敗は
非常によろしくない。
メンバーが固定されてきている中で、
出ているメンバーにも、出られていないメンバーにも、
監督と現在のやり方に疑念が生まれてしまう。
そうなったら、
（勝ててはいなくとも）いい内容を取り戻すことからして難しくなるし、
その先にある監督交代が現実味を帯びてくる。
サポーターがこれを声高に言ってる分には
（ピッチ上で起きていること精査した上で）聞き流すことも出来るが…。
相手に倒されて痛みと共にピッチに転がるも
気遣った主審が近づいてくるや
「負けているのに時計を止めるわけにはいかない」と
すぐに立ち上がった中村や、
最後に１点返した場面での下川の走りや松本孝の飛び込みなど、
個々にはまだファイティングポーズを取れている選手がいるけれど、
これが多数派としてチームで取り続けられるか…。
menu＞football＞match