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【女子】日本 2−0 ナイジェリア
国際親善試合
(22/10/06:ノエビア(日本))
フジ



日本スタメン

杉田______田中______宮澤
北村______________清水
______長野__猶本______
____熊谷__三宅__高橋____
________平尾________



※交代はのちほど



思いもしなかった3バックで試合に臨んだ日本。
相手のコンディション、彼我のチーム力の差は考慮すべきだが
ハーフウェーを超えてからの前進にポジティヴなものが見られた。
W杯本番までに、3バックをオプションとして使えるまでに仕上げられるか。
継続的なテストが望まれる。



日本。
・スタメン図でははっきりとWGを置いた3−4−3にしたけど、
 実際には両WGは中に入っている時間も長く、
 SHのスタート位置も含めて3−4−2−1表記の方が近いかも知れない。
・前半は左肩上がりで攻めようという意図があり、まずまず形になっていた。
 杉田が中央へ斜めに進出していきフィニッシャー役へ、
 空いた左奥に北村を走らせる。
 熊谷を左に配していたのはこれが途中で引っ掛かった時に
 ショートカウンターを潰す役割があったのではないか。
・後半は、HTで投入した清家を活かそうと、サイドチェンジで彼女に集めていた。
・90分を通して、「角度を付けた縦パスとその落とし」の連続による前進が、
 ハーフウェーを超えてからは効果的に出せていたと思う。
・逆に、最後尾から丁寧に繋いでいく場面ではぎこちなさをかなり感じた。
 こちらの最後尾3枚に相手が人数合わせしてくると途端に前を伺えなくなっていたのは、
 次に3バックを試す試合では見たくないシーンだ。
・杉田の役割理解とネガトラが素晴らしかった。
・ナイジェリアがサイド奥を狙ってくる場面が殆ど無かったので、
 彼女らのスピードをもってしても守備面ではテストとして不十分。
 欧州の国相手にも試して、一度ボコられるのがいいと思う。






ナイジェリア。
基本フォーメーションは4−1−4−1。
日本のビルドアップに対しては時々4−3−3、
自分たちのビルドアップでは左SBを上げてIHの1枚をアンカー脇に落とす
「3+2」スタートを試みることが多かった。

攻守両面でさほど組織的とは言えず、
日本の戦い方のどこに弱みがあるかという意識も持っていないように見えた。

コンディションが良くなかったモヨウ。
後半に入ってすぐに、極端に動きが落ちた。

しかしながら、時間を追うごとに間延びしていくと、
ミドルサードで個のスピードを活かした運びが見られるようにもなった。
最初からこの距離感を意識してサッカーをした方が、
彼女たちにはいいんじゃなかろうか。




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