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甲府 1−1 広島
(PK 5−4)

天皇杯/F
(22/10/16:日産)
NHK



甲府スタメン

________三平________
_____鳥海____長谷川____
荒木____山田__石川____関口
__マンシャ__浦上__須貝____
________河田________



広島スタメン

_______ヴィエイラ______
_____満田____森島_____
柏____野津田__川村____茶島
___佐々木__荒木__塩谷____
________大迫________



広島が押し込み、甲府が耐える120分。
甲府は会心の試合を演じてみせたと言える。
広島側に立つと、追いついた直後にエゼキエウが負傷していなかったら…という
ifを、どうしても考えてしまうところかな…。



甲府。
J2では4バックも併用しているそうだけど、
この日は広島とフォーメーションを噛み合わせることを選択。
やるべきことをよりシンプルにしたかったのかな、と推察。

吉田達磨監督のチームらしく、
ボールを持つことに拘りはあるし、
広島の圧力に慣れ始めた前半の中頃の時間帯にはそれが出来る技量も見せたけど、
スタイルへの拘りよりも勝利への可能性を採った戦い方だった。

5−4−1化した3ラインはコンパクトネスを保ち、
延長などはその構える位置を調整しつつ
広島の狙いに都度の対応をし、
奪ったらとにかく1トップを走らせる。

彼我の能力差を見極めた上で、
為すべきことを120分間やりきったと言えるでしょう。

PKストップの河田はわかりやすく大殊勲で、
PK献上のハンドリングから勝利を決める5番手キッカーだった山本英臣はドラマチック!
そして、大仕事の先制弾と通常営業のムード作りの三平よ(笑)






広島。
甲府が最後尾からのビルドアップを選択しなかったため
強烈なハイプレスとその勢いのままのショートカウンターこそ披露出来なかったものの、
特に後半以降はあの手この手で攻め立てた。

延長に入って塩谷を前に出しての3トップを選択したのは驚きだったけど、
あの選択をしたのであれば、
もっと放り込みをした方が甲府としては嫌だったんじゃないかな、とは思った。

それ以外は、まぁ、あんまり言う事ないよね。
広島どうこうじゃなくて甲府を褒め称えるべきだと思う。


満田と川村は、また一気に成長してみせるんじゃないかな。




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