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Ｇ大阪 ２－０ 磐田
Ｊ１／第33節
（22/10/29：吹田）
DAZN
Ｇ大阪スタメン
＿＿＿＿＿宇佐美＿＿ペレイラ＿＿＿＿
アラーノ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿小野瀬
＿＿＿＿＿山本悠＿＿ダワン＿＿＿＿＿
黒川＿＿＿＿昌子＿＿三浦＿＿＿＿髙尾
＿＿＿＿＿＿＿＿東口＿＿＿＿＿＿＿＿
磐田スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿杉本＿＿＿＿＿＿＿＿
＿ジャーメイン＿＿＿＿山田＿＿＿＿＿
松本＿＿＿山本康＿＿遠藤＿＿＿＿鈴木
＿＿＿山本義＿＿伊藤＿＿森岡＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿三浦＿＿＿＿＿＿＿＿
Ｊ１残留への挑戦権を賭けた一戦。
より条件の厳しい磐田の方が得点の匂いを漂わせていたが、
Ｇ大阪は交代選手が大仕事。
この試合の結果を受け、最終となる次節を待たずして磐田のＪ２降格が確定した。
Ｇ大阪。
カウンターを狙う意図があったのかは不明だが
（スコアレスの時点でいいカウンターがあったとは言い難いので）
松田浩の代名詞である４－４－２を自陣に敷き、
全体で前から奪いに行く意思は殆ど見せなかった。
詳しくは磐田のところで書くけど、
逆サイドのSHががっつり圧縮する４－４－２は、
しかし磐田にけっこう綻びを作られていたと思う。
良い４－４－２ブロックで凌いでいたと言うよりは、
ボックス内の強固さで凌いでいたと言う方が適切であろう。
それでも前半は、
自分たちがボールを握って押し込み、
５－４－１化した磐田のSH～DH間、SB～CB間に上手く人が潜り込んでからの
サイド攻撃を繰り出せていたのだけど、
後半は、リードを奪うまでは押されていて、
上述したように上手く守れていたというわけではなかったし
カウンターの道筋を用意出来ているふうでもなかった。
言ってみれば、選手の個の質で勝った試合だと思う。
とはいえ、もう残りは１試合。
大きく変えることは却ってリスキーだから、
前半の攻撃内容にプラスして、
ロングボールをFWに当てた時のサポートの質を上げるとか、
山本悠に託すなら託すでビルドアップをもう少し整備することで
良い攻撃に繋がる回数を増やすとか、
その辺りにフォーカスするのがいいのかな…。
磐田。
Ｇ大阪が前から奪いに来ないこともあって、
遠藤と山本康が
・リズムをコントロールする
・周囲の選手と協力してＧ大阪のSHを動かす
・詰まったらボールの逃し口になる
・右から左へのサイドチェンジで目先を変える
といった仕事をしながら、
左右問わずサイドからまずまずの攻撃が出来ていたと思う。
また、
Ｇ大阪の攻撃が自分たちのゾーン間に潜り込もうとするものが多かったことで
何度も中盤で上手く引っ掛けることが出来、
前３枚がまずまずの連携（奪ったところから遠いサイドのシャドーの飛び出しが良かった）もあって
ショートカウンターでも好機を作れていた。
Ｇ大阪が先制するまで、
得点の匂いが濃かったのは断然、磐田だった。
ところで。
前回、延期分の27節を観た時の雑感で
「来季のカテゴリがどうなっても、
また「夢よもう一度」をゼロから始めそうな気がしてきた。」
なんて書いたのだけど、
ファビアン・ゴンザレスの件で来季の新規選手獲得が禁止されてしまって、
（内定が出ている選手とユースからの昇格を除く）
そもそも選択肢が持てない状況になってしまったのは
相当にしんどいね…。
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