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岡山学芸館 3−1 東山
高校サッカー選手権/F
(23/01/09:国立)
日本テレビ



ゴリゴリのアタッカー陣を活かす縦への速さで勝負する岡山学芸館と、
繋ぎながら全体で押し込みサイドから崩す東山。
互いの特徴が良く出ていた上に強度も十分。
相手ゴールへ向かう迫力という部分で上回っていたことが
岡山学芸館の勝利に繋がったのかな…。
(途中から昨日の女子高校サッカー決勝のコピペ)



岡山学芸館。
高さと身体の強さがあるCFと第一選択肢が縦というSHを擁した4−2−3−1。
一度ボールを奪えばCFと両SHで一気に相手ゴールへと迫ることが出来る。

トップ下と両DHの3人も走力十分。
縦に速い展開でもきちんとサポートに走って
突破が一旦滞るようであればボールの逃し口となり、
クロスまで行ったならボックス内に飛び込み、
こぼれ球に対してはいちはやく反応して回収に努めていた。

チームとして縦に速いことや
前線の力強さが相手を疲弊させた面もあるとは思うのだけど、
後半は同じメンバー、フォーメーションでありながら
ボール保持の時間帯を長くすることも出来ていて、
やれる事の幅広さを感じさせた。

守備面では、
対面する相手選手を捕まえ続けるために
DFラインの選手であっても持ち場を離れることがしばしばあって、
それを続けられる体力、集中力に関心させられた。
相手の精緻なパス回しを少しでも狂わせるためには
圧力をかけ続けるべきという判断なんだろうけど、
これが中途半端になると
相手が使えるギャップを自ら提供するだけの結果になるわけで。
そうならなかったのは凄いな、と。

個人でいいなと思ったのはCFの9。
体を張れて、
ストライカーらしいエゴを出すところと
(3−1で迎えた終盤での反転しての左足シュート)
チームとして得点を奪うことを優先させるところの
(2−1とした直後、右クロスに飛び込んで味方にボールを落としたシーン)
判断の良さもある。






東山。
ショートパスを主体とした4−4−2で、
全体で押し込んでいくのはもちろん、
特にボールサイドのSBは高い位置へと進出するのが約束事のようだった。

DHの2人、7と8はとにかくプレーがスマートで、
いなす、捌く、運ぶと何でもござれ。
前線で左右に幅広く動いていたFWの14も含めた3人は
チーム全体がボールスキルの高さを持つ中でも特にレベルが高かった。

自分たちのやり方と選手の特徴への理解のもと、
前線中央でのパワー不足を少しでも補うための2トップ採用だったと思うし、
その上で「点を取るのは誰でも良い」というサッカーで、
そうした考えは十二分に表現出来ていた。

個人で良いなと思ったのは、前述した7と8。




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